日韓問題について考える(30)。李容洙氏「挺対協は罰を受けるべきだ」。
産経新聞(令和2年5月26日)は
元慰安婦「罰受けるべきだ」
韓国支援団体の前代表を非難
との見出しで、李容洙さん(91)の記者会見(5月25日)での発言を紹介しています。産経新聞によると、李容洙さんは、
尹氏を「罪を問われ、罰を受けるべきだ」と非難した。「挺身隊と慰安婦は違う」と指摘した上で挺対協は挺身隊問題を扱うはずなのに「元慰安婦を一緒にし、利用してきた」と語った。また挺対協が始めた募金の意味を当初は分からなかったとも明らかにし「挺対協は元慰安婦の意見を一度も聞いたことがない」と訴えた。さらに尹氏らを「体に障害がある元慰安婦(故人)を駆り出し苦労させた」とし、日本からの謝罪と賠償を妨害したと批判。また、尹氏が国会議員選挙に出馬し当選したことを「私利私欲によるものであり、許せない」と断じた。
また、日本経済新聞(令和2年5月26日)は
「慰安婦問題 30年間利用」
元慰安婦女性 疑惑の支援団体批判
との見出しで、25日に行われた李容洙さんの記者会見の内容を紹介しています。
寄付金の不明朗な使途が取り沙汰される支援団体(挺対協)を「慰安婦問題を30年間、利用してきた」と批判した。国会議員に当選した尹美香前代表に関しても「検察が明らかにするだろうが、慰安婦を利用したことは到底許されず、罰を受けなければならない」と述べた。韓国メディアによると、尹氏らは元慰安婦に対し合意に基づく支給金を受け取らないよう働きかけていた。