日韓問題について考える(13)。実証研究『反日種族主義』の衝撃。
11月28日の産経新聞に上記の表題で、拓殖大学学事顧問の渡辺利夫先生のOPINIONが掲載されていました。この中で、渡辺氏は、
「真実に徹底的に向き合うことがアガデミズムのすべてだという教授の信条は、日本の温和で穏やかなアカデミズムの世界では想像もできないほどの勇気を要する。李教授ならびに李教授の下に集った執筆グループの憂国の思いに頭を垂れる」
と語られていますが、私も全く同感です。李教授の学問に対する姿勢に感銘を受けています。一部の学生から抗議を受け、結果大学から追放された先生もいると聞いています。
このような状況の中にもかかわらず、『反日種族主義に便乗し、韓国の歴史学会は多数くの嘘をつくりだしました。この本が告白したいくつかは、そのほんの一部に過ぎません。嘘はまた反日種族主義を強化しました。過ぎし30年間、韓国の精神文化はその悪循環でした。その中で韓国の精神文化は、徐々に低い水準に落ちていきました』との分析のもと、
この30年間に創り出された数々の「嘘」に対し、「真実に徹底的に向き合うことがアカデミズムだという」信念を持って立ち向かっておられる姿に感銘を受けない人はいないと思います。
渡辺氏は「その衝撃的な言説に心安らかにはいられない」と締めくくられています。