産経新聞「中国科学院・武漢病毒研究所が発生源?」に言及。

産経新聞は2月1日の朝刊で言及。

「米メディアによると、米政府は新型肺炎が発生した湖北省武漢市にある中国科学院・武漢病毒研究所のウイルス管理体制がずさんであるとして懸念を強めていた。同研究所からウイルスが流出し新型肺炎の原因になったとの明確な証拠はないものの、中国の情報公開への後ろ向き姿勢に起因する不安の広がりを映し出しているのは事実だ」

と日本の主要メディアの中で初めて武漢の病毒研究所がコロナウイルスの発生源である可能性について言及しました。WHOには万全な対策とともに原因究明に本腰を入れていただきたい。原因の究明がなければ、抜本的な対策が取れず、今後も同様な事件が発生することが考えられるからです。産経新聞におかれてはさらなる追求報道をお願いしたい。

産経新聞の記事は、

「トランプ米政権が新型コロナウイルスの感染拡大で、米国民の中国全土への『渡航中止』を勧告したのは、政権内部でくすぶる中国政府の対応への不信感を反映したものだ」「米国内での感染拡大の組織に向け、徹底した水際作戦を展開する構えだ」と報じています。

日本政府も「自国民保護」に向けた最善の対策を求めたい。

 

 

 

 

日韓問題について考える(8)。1950年の朝鮮戦争で大韓民国を守ったのは、米国を中心とする国連派遣軍。

今の文在寅政権は北朝鮮を中心とした南北統一を目指して動いているとしか思えません。先の元ソウル大学教授の李栄薫氏は「金正日、金大中2人の頂上の連邦制合意を実践しようと夢見ている人が文在寅大統領ではないですか?案の定、文在寅は北朝鮮金氏王朝の三代世襲者である金正恩と会談し、白頭山に登りました。そして画面に見られるように繋いだ手を挙げながら笑っています。共に白頭山からハンラまで、ハンラから白頭まで、全国土を全国民を一つの神話で統合しようとする、そのようなメッセージではないでしょうか?それで私は戦慄していています。視聴者の皆様、白頭に根を下ろしている檀木(パクダル)民族の皆様、その不吉な神話から1日も早く脱出するよう願います」と語り、文在寅政権は金大中氏の志を継いで、北朝鮮を中心とした南北統一を画策していると指摘しています。

そうだとすれば、1950年の朝鮮戦争(韓国動乱)は一体何だったのか?と思わざるを得ません。ご存知のように朝鮮戦争は「1950年6月25日に金日成率いる北朝鮮が事実上の国境線と化していた38度線を超えて韓国に侵略を仕掛けたことによって勃発」しました。そしてこの戦争で大韓民国がまさに滅亡せんとするときに、米国を中心とする国連派遣軍がマッカーサーの指揮によって仁川上陸作戦を成功させ、多大な血の犠牲を払って北朝鮮軍を追い払い大韓民国を守りました。この歴史の真実を文在寅政権は如何に考えているのでしょうか。この戦争によってどれほど多くの国連派遣軍の兵士が犠牲になったことでしょうか。この尊い犠牲の上に今日の大韓民国の繁栄があるのではないでしょうか。

それなのに、それなのに、文在寅政権は、米国との関係を断ち切って、米国を中心とする国連派遣軍兵士の血の代価を顧みることなく、北朝鮮とチュチェ思想のもとに南北統一を成そうとしています。大韓民国の国民を北朝鮮の人民のように抑圧と飢えに陥れるのでしょうか。そうだとすれば全く理解できない許しがたい愚挙、私にはそのようにしか思えません。

大韓民国に国際社会が期待するのは、その逆で、北朝鮮の人民を共産主義による抑圧と飢えから解放し、現在韓国の国民が享受している自由と民主主義による繁栄の社会に北朝鮮人民を招き入れることが、大韓民国の歴史的使命ではないでしょうか。

もちろん進むべき道を決定するのはその国の国民の判断ですが、隣国に住む者として文在寅政権には李栄薫氏と同様に恐ろしいほどの戦慄を感じます。