中国共産党政府との関係を見直そう(104)。米国、中国のウイグル弾圧を『民族大量虐殺、ジェノサイド』と認定(2021.1.19)。ポンペオ米国務長官「ナチス・ドイツ高官らが実行したのと同様の犯罪行為」

 令和3年1月20日の産経新聞によれば、米国は中国政府によるウイグル族弾圧を「大量虐殺」と認定しました。

「ポンペオ米国務長官は19日、中国による新疆ウイグル自治区のウイグル族などのイスラム教徒少数民族に対する弾圧に対し、国際法上の犯罪となる『ジェノサイド (民族大量虐殺)』及び『人道に対する罪』であると認定した。

米国は、ジェノサイドを防止し処罰することを定めた『集団殺害罪の防止および処罰に関する条約(ジェノサイド条約)』の締約国で、バイデン新政権は中国に対して何らかの措置を取ることを迫られることになる。

ポンペオ氏は中国政府が遅くとも2017年3月以降、自治区で100万人以上を投獄または過酷に拘束し、大半を拷問にかけていると指摘。強制労働が横行し、信教の自由などが厳格に制限されているとし、ナチス・ドイツ高官らが実行したのと同様の犯罪行為が自治区で行われていると非難した」(ワシントン 黒瀬悦成)。

 

D828C309-D9AB-4C1C-AB2D-AB95EDC2FA7E

驚くべき米国の実態(16)。新大統領「就任式」にトランプ氏は欠席。

1月20日正午、ジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任しました。トランプ氏は就任式には出席せずワシントンを後にしました。トランプ氏の大統領としての最後のスピーチはどのようなものだったのかネットを含めて探してみました。

【トランプ大統領、ホワイトハウスで最後のスピーチ】(及川幸久氏のBREAKING NEWSより)

・「私たちの政治テーマは右か左かではなく、共和党か民主党かでもなく、国家にとっての正しさでした」

・「自国の価値観、歴史、英雄への信頼を失った国が長く繁栄することはありません。それらが、国家の団結と活力の源そのものだからです」

・「米国では全員が意見を一致するよう強制されたり、勝手な言論をしたら罰せられたりしません。これは米国ではありません」

・「今、私は新政権に水曜正午に大統領の権限を引き渡す準備をしながら、私はみなさんに知ってほしいことがあります。私たちの政治運動はまだ始まったばかりということです」

・「国家は国民に仕えなければならないという私の信念は、衰えるどころか、日に日に強くなるばかりです」

・「私はこの壮大な場所から出て行きます。忠誠心、喜び、前向きな精神を持って。そして、この国の最高の時代は、これからやってくると確信しています」

【トランプ大統領、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地でのスピーチ】(2021.1.21の産経新聞ですが、トランプ氏のスピーチの紹介はほとんどなく以下の数行程度でした)

・「私たちが成し遂げたものは素晴らしいものだった」

・「皆さんの大統領でいられたことは最高の栄誉だった」

・「新しい政権の多大なる成功を祈る」

・「私は何らかの形で再び戻ってくる。近いうちに会おう」

IMG_5551