令和3年1月20日の産経新聞によれば、米国は中国政府によるウイグル族弾圧を「大量虐殺」と認定しました。
「ポンペオ米国務長官は19日、中国による新疆ウイグル自治区のウイグル族などのイスラム教徒少数民族に対する弾圧に対し、国際法上の犯罪となる『ジェノサイド (民族大量虐殺)』及び『人道に対する罪』であると認定した。
米国は、ジェノサイドを防止し処罰することを定めた『集団殺害罪の防止および処罰に関する条約(ジェノサイド条約)』の締約国で、バイデン新政権は中国に対して何らかの措置を取ることを迫られることになる。
ポンペオ氏は中国政府が遅くとも2017年3月以降、自治区で100万人以上を投獄または過酷に拘束し、大半を拷問にかけていると指摘。強制労働が横行し、信教の自由などが厳格に制限されているとし、ナチス・ドイツ高官らが実行したのと同様の犯罪行為が自治区で行われていると非難した」(ワシントン 黒瀬悦成)。