中国共産党政府との関係を見直そう(93)。「戦後」の世界について考える。台湾問題。
米台関係、米中関係を追い越す。
NTDによれば、「蔡英文総統の就任式典が行われた日、米国は台湾への新たな武器輸出を承認しました。専門家は、米台関係が米中関係を追い越しているとの見方を示している」。
米国際評価戦略センター軍事専門家、リック・フィッシャー氏
「これは米国の在庫の中で最も効果的な遠距離魚雷の一つで、非常に有効な大戦兵器で、台湾の潜水艇に非常に適している」「はっきりしているのは台湾は米国政府だけでなく日本、フィリピン、豪州などにとっても重要だ。もし中国が台湾の民主主義を抹殺して台湾を征服した場合、彼らは台湾を大型軍事基地にし、アジアの民主主義を終結させるだろう」
時事評論家、 唐靖遠氏
「これは蔡英文総統へのお祝いであり、同時に蔡英文総統の両岸関係に対する政策、つまり一国二制度を拒否する政策への支持を表している。二つ目は、これは米国が全面的に米台関係を立て直していることを意味し、政治的繋がりだけでなく、軍事的支援も強化している。北京が約束を守らず、大規模な軍事拡張を行なっていることから、台湾が地域の平和と安定の確保に必要な十分な防衛能力を確保することを米国は保証する必要がある。過去の米台関係は米中関係に従属していたが、徐々に上昇して独立した二国間関係になるだろう。つまり米中台の関係は徐々に均衡が取れた三ヵ国関係になるだろう。さらに米台関係は米中関係を超える可能性もあり、この趨勢はもう不可逆であると言える」