「日本のメディアは“真実”を伝えなかった」。ダイアモンド・プリンセス号
ショー・ヤング駐日米国臨時代理大使の《日本の医療従事者への感謝のメッセージ#Thank You Japan #Diamond Princes 》をYouTubeで拝見し、私も日本の医療従事者の皆さんに心より感謝申し上げますとともに、ヤング代理大使のメッセージに感激を覚えるものであります。と同時に「日本のメディアは真実を伝えなかった」との疑念と憤りを強く感じます。以下ヤング代理大使のメッセージを紹介します。
駐日米国臨時代理大使のショー・ヤングです。コロナウイルス対応で難しい局面が続く中、米政府と米国民を代表して日本の医療従事者の皆さまに感謝申し上げます。ダイアモンド・プリンセス号の米国人乗客は最高のケアを受けました。日本各地で入院していたほぼ全員が回復、家族や友人のもとへ無事に帰国しました。残っている方も引き続き手厚い看護を受けています。医療に携わる皆さまのご尽力に心よりお礼申し上げます。家族や友人から離れた外国での入院は本当に不安でしょう。COVID−19を取り巻く未知の不安はその懸念を強めます。しかし入院していた米国人は手厚い看護と治療に心から感謝しています。これは優秀な地域医療だけでなく、日本の素晴らしい“おもてなし”の心を映し出すものです。入院生活を少しでも快適にしようと必需品や買い物をしてくれた医師やスタッフもいました。今年60周年を迎えた日米同盟は、この感染対応でも見事な連携を見せました。横浜への入港から数日で米疾病予防管理センターが現場に到着、日本の担当当局と連携し、ウイルスの理解につとめました。米国人乗客の下船でも連携、自衛隊や日本政府の皆さまのお陰で、無事に帰国が実現しました。またギリアド社の協力のもと試験薬レムデシビルを例外的使用として、日米双方の患者に処方しました。この治療ができたのも日米が医療・科学研究で長年にわたり常に協力していたからです。世界とコロナウイルスとの闘いが続く中、この分野での日本の重要性が明らかになっています。米患者を治療しサポートして下さった日本の医療関係者の皆さまに改めて心からお礼申し上げます。大使館職員一同から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。