中国共産党政府との関係を見直そう(4)。中国共産党言論弾圧強化、武漢取材の記者ら次々拘束

令和2年3月3日付の産経新聞によれば、中国共産党政府は狂気のような言論弾圧と人権蹂躙を行なっています。

「中国当局の(武漢)新型コロナウイルスへの対応に国内から批判の声が高まる中、湖北省武漢市で実態を取材してきたフリーの中国人記者が相次いで拘束された。習近平指導部を批判した学者らも軟禁されるなど、体制の動揺を警戒する中国当局は言論弾圧を強化している」

李沢華氏

「『私は国にとって不利なことを何もしていない。父母や自らの国に何も恥じることはない』。『公民記者』として武漢で取材を進めていた李沢華氏が2月26日、インターネット中継で“最後のメッセージ”を訴えた。その直後、部屋の外から当局者とみられる人物が現れ、中継は途絶えた。李氏は20代ながら国営中央テレビ(CCTV)の番組キャスターも務めた中国メディア界の有望株だったが、2018年に辞職しフリーに。今年2月から武漢に入り、病院や火葬場を取材して現地の『真相』を探ろうとしていた」

陳秋実氏

「中国人弁護士で公民記者としても活動する陳秋実さん(34)は1月24日から武漢入りし、病院の混乱ぶりなどを取材してきたが、2月上旬から行方不明に。当局が6日に『強制隔離』したとの情報がある」

方斌(ほうひん)氏

「武漢で公民記者として活動する方斌さんも同9日の投稿を最後に消息を絶った」

許志永氏

「中国系の人権擁護ウエブサイト『民生観察』などによると、中国で憲政の実現などを訴える『新公民運動』を主導し、公共秩序騒乱罪で懲役4年の判決を受けて17年に出所した法学博士の許志永氏は2月15日、広東省広州で当局に拘束された。許氏は新型肺炎などの『重大な危機』に対応する能力がないとして習近平国家主席の退任を求める公開書簡を発表していた。習指導部の対応を批判した清華大の許章潤教授も一時、警察の軟禁下に置かれた」

新聞で報道される中国共産党政府による言論弾圧や人権蹂躙は氷山の一角と思われます。断じて許されることではありません。

武漢新型コロナ感染症対策については、国会は政治的な駆け引きを抜きに団結せよ!

4日、安倍首相は緊急事態に対処できるよう野党5党の党首と会談し、特措法改正で協力を要請しました。かかる事態に至り、野党は政治的な駆け引きをするのではなく、対策に全面協力し日本国民を守るため団結しなければならない。マスコミも支援しなければならない。