5月17日に思う。

令和3年5月17日付産経新聞夕刊です。

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産経新聞5月17日夕刊一面の下段にこの記事が載っていました。橋下氏の市長時代を思い出しました。何事にも真剣勝負で臨んでいた元橋下市長の姿を思い出します。毎日のように記者会見を行い、また記者からの質問が尽きるまで記者会見に応じることも多かったと記憶しています。以前の市長では考えられなかったことですね。新聞やテレビなどのメディアに、結果は別にして、情報を市民に伝える重要な役割を期待していたからでしょう。この姿勢は変わらなかったですね。また、各区で行うタウンミーティングも以前の大阪市ではなかったことです。区民ホールなどの室内だけでなく、地域の公園や街角で行う野外の集会でも、ほんとうに何百人という大勢の人が集まりました。動員ではなく、橋下氏の話を聞くために、自然に集まってこられるのです。このような光景は私も初めて見ました。ここでも市民からの質問には丁寧に応えて説明していたのを思い出します。もちろん理解してもられないことも多々ありましたが、とにかく大阪の将来について語る橋下氏の話は「情熱的」で、その活動力はまさに「破格」でした。

橋下氏の活躍は、破産の危機に瀕していた大阪を再生した、まさに原動力であったことは間違いありません。

中国共産党政府との関係を見直そう(115)。米国・欧州に続き、豪州政府も孔子学院を数ヶ月以内に閉鎖の可能性

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5月14日付産経新聞によれば、菅義偉首相府は日本国内に設置している中国政府の出先機関と化している「孔子学院」に対し厳しい目を向け出したということです。米国や欧州などでは「孔子学院は中国共産党のスパイや政治宣伝(プロパガンダ)の機関」と指摘され、閉鎖の動きが広がっているという。荻生田光一文科相は13日の参院文教科学委員会で、自民党の有村治子氏に対する答弁で、「同盟国である米国、自由や民主主義、法の支配といった共通の価値観を持つ欧州の国々からも廃止や情報公開を求める懸念の声が高まっている」との認識を示しました。昨年8月ポンペオ前国務長官は、孔子学院が「中国共産党による世界規模の政治宣伝工作(プロパガンダ)に使われている」と断定しています。

また、EPOCH TIMES NEWSによれば、米国上院は3月4日、中国当局の対外プロパガンダ機関である孔子学院の米国の大学での影響力を取り除くための法案、「孔子学院法案」を全会一致で可決したということです。上院の常設調査小委員会の報告書によれば、2006年〜19年まで中国共産党政府は孔子学院を通して米国の大学などに1億5800万ドル(約171億円)以上の資金を提供しているということです。

また、豪州政府も「豪州政府は同国大学に設置されている孔子学院の審査を開始しました。同国政府は『国益に反した』地方政府や研究機関の協定を破棄できる法律を導入しました。今回の動きは同法に基づくものと見られます。孔子学院を設置している13の大学は中国の大学との協定書を審査のため政府に提出しています。豪外務省は協定を廃止するかどうかは個々の状況に基づいて判断するとしています。豪政府は昨年末州政府の外国と結んだ協定が国益に反する場合、破棄できる権限を外相に与える『外交関係法』を導入しました。同法に基づいてビクトリア州政府が中国と結んだ『一体一路』協定の破棄は発表されたばかりです。・・・豪情報安全議会の合同委員会(PJCIS)のジェームズ・パターソン議長はシドニー・モーニング・ヘラルド紙に対し『大学は深刻な人権侵害を行なっている外国政府から資金提供を受けている機関を受け入れることが、自身の価値観に沿っているかについて、慎重に考える必要がある』と述べました。ヒューマン・ライツ・ウオッチのヘレイン・ピアソン豪州支部代表は、孔子学院を豪州の大学に設立することによって引き起こる問題は非常に深刻であり、政府は権限を行使して孔子学院を廃止すべきだと述べました」。

また同ニュースによれば日本の複数の大学や原子力研究開発機構などで、中国核兵器開発機関との間で共同研究が行われ、日本の大学や研究所の技術が中国で軍事転用される恐れがあると報じています。日本政府も事実を見極めて早急に対策を講じなければなりません。