国会の常識は社会の非常識?(3)。立憲民主党の小西洋之・森裕子議員に猛省を求める!日本維新の会・参議院議員鈴木宗男氏。

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【鈴木宗男】最初に、山本委員長にお尋ねします。3月10日の本委員会で、(立憲民主党の)田島麻衣子議員の質疑が中断したときに   小西洋之議員が田島議員に「嘘でもいいから口頭で通告したと言えばいい」という発言があります。これは問題ではないでしょうか。委員長の見解を伺います。

【山本予算委員長】私はその動画、それから確認しておりませんので、コメントすることはできません。委員長といたしましては、公正中立を旨としてルールにのっとって、これからも、これまでも含めてでありますけど、円滑な議会運営に努めてまいりたいと思っております。

【鈴木宗男】また、3月12日の本委員会で武田大臣に森ゆうこ議員は「嘘つき呼ばわり」をしております。これは青木理事とのやり取りの中で明確に 、言葉にも出ていますし、動画にも出ておりますね。私はこういうことが 国会法あるいは参議院規則、国会法の119条 、参院規則の207条に違反していると思うのですが、委員長の見解はいかがでしょうか?

【山本予算委員長】先ほど鈴木議員の方からの私に対する質問でございますけれど、一言申し上げたいんと思いますけれども、本委員会はお互いに品位を重んじる審議をしていきたいと思っておりますので、これからもそういった形で私ども委員会運営を進めていきたいと思いますので、その点はよろしくお願い申し上げたいと思います。

【鈴木宗男】委員長、まさに私がいま言わんとしたいことなんですよ。国会法119条では、  無礼の言を用いるなと書いてあるんですよ。  207条でもですね、きちっと、品位を重んじると書いてあるんですよ。私が言いたいのは小西さんや、森さんの発言は限度を越している。どう聞いてもですね。だから私はそれを言っている。だから今の委員長の答弁で私は結構なのです。品位を重んじてですね、公正公平な運営をする。今の委員長の判断で十分であります。

 ・国会法119条 : 各議院において、無礼の言を用い、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。

・参院規則第91条 : 会議において発言しようとする者は、予めその旨を参事に通告することを要する。ただしやむを得ないときは、この限りではない。

・参院規則207条 : 議員は、議院の品位を重んじなければならない。

 映像を見ていただければすぐにわかることなのですが、この当たり前の鈴木宗男議員の質疑が揉めに揉めていました。また質疑者の背後からはヤジと罵声が飛びかっていました。大荒れでした。このことは、立憲民主党の権威主義的体質を証明することになりました。

国会の常識は社会の非常識?(2)。維新・東徹参議院議員“世間では通用しないことが、ここでは通用するのか。憤りを感じる”

2021年5月18日、参院厚生労働委員会での日本維新の会・東徹参議院議員の質疑より、一部を紹介します。三原じゅん子厚生労働副大臣への立憲民主党の執拗な攻撃を念頭にした内容です。

【東徹】今回非常に嫌なことを思い出しました。私も国会経験が浅いですけれど、ここにきて最初の頃だったと思いますが、理事会にですね出席をしていて、当時ですね、田村大臣の時だったんですけれども、局長が遅刻してきたことがあったんです。委員会中ですよ。答弁で遅刻してきたことがあったんです。その時どういうことがあったかというと、理事会室でですよ、民主党の筆頭理事が局長を呼び出して、何をさせたかというと、土下座させたんです。土下座させたんです。それを誰もね、誰も止めなかった。止めたのは僕だけでした。そんなことが許されるわけがない。今だったら大変なパワーハラスメントだと思いますよ。当時福島瑞穂さんはおられた、記憶にあるかどうかわかりませんが、おられたことを私は覚えております。そんなことがあって、国会議員って一体なんなのかと、つくづく思うわけですよ。世間では通用しないことが、ここでは通用するのかと、つくづく思ったことがありました。私は今回の遅刻のことだって、ちょっとちがいますけれど、なんかですね、世間では通用しないことが国会では通用するのかと、非常に憤りを感じるところがあります。

土下座を強要させるなんて、今時あるのだろうか? しかも良識の府といわれる国会で、ほんとパワハラですよ。国会ではなぜ問題にならなかったのでしょうか? 世間では通用しないことが国会では通用する、このような異常なことはあってはなりません。