稲田朋美さんも、分かっているのに“だんまり”

自民党の政調会長である稲田朋美さんはある月刊誌に『民進・共産では国民を守れません』と題して寄稿しています。その中で「たしかに、政治家にとって選挙は大切です。しかし、選挙のためだけに共闘するのはいかがなものか」「しかし、民進党はどうか。やりたいことと言えば、共産党の票を取り込んで自民党から政権を奪い取りたいというだけ」と、強く民共連携を批判しています。しかし、稲田さんは矛盾していますよ。昨年の大阪W選(知事候補は栗原、市長候補は柳本)のときに、自民党は共産党と選挙協力をしました。そのときにあなたは選挙応援に大阪に来ましたよね。あなたの言葉を借りれば、『自民党のやりたいことと言えば、共産党の票を取り込んで維新から知事・市長を奪い取りたいだけ』という批判を受けることになります。しかし、W選での自共連携について稲田さんはだんまりを決め込んでいます。

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今、注目の共産党について考える(17)日本共産党解散の勧め

6月22日の産経新聞に、ニコニコ動画のインターネットによる党首討論について書いていました。憲法についての討論で、安倍首相「(共産党)は自衛隊は違憲と言いながら、しばらくはいいのか?違反だったらすぐに廃止すべきだろう」との質問に、共産党の志位氏は「私たちは国民の合意を得て自衛隊を段階的に解消していく」と、国民も憲法に違反している状態を放置しているかのような、訳のわからない返答。これを聞いて、おおさか維新の会代表の松井一郎氏は「志位さんの話は、憲法を改正すると言っているように聞こえる」と指摘しております。これを受けて、産経新聞は「共産党は自衛隊の即時廃止か、自衛隊を憲法に明記する改正を主張しなければ筋が通らない」と断言しています。憲法を守るのか、憲法を改正するのか、憲法観について全く説明できていない共産党の姿があらわにされました。民進党はだんまりを決め込んで全く発言なし。民共協力で、共産党に全imageくものが言えなくなった民進党。共産党に対して骨抜き状態の民進党は、消えて無くなるか、『民共党』として生き残りをはかるかどちらかであります。そして、また言わざるを得ませんが、大阪の自民党は自共路線を取ったが故に、共産党に対して骨抜き状態であることを、安倍さんは知っていて、知らぬふりをしているのでしょうか。