松川るいさん、もっと謙虚に、真実を知るべきです。

4日の日経新聞に「自民大阪府連には維新との協調ムードは一切なく、首相官邸と一線を画す」と書いてありました。自民党大阪府連と安倍晋三首相との考えに溝があり、府連が反発しているということだと思います。安倍首相と自民党大阪府連、どちらが『まっとう』だと思いますか?自民党大阪府連は「橋下の都構想には旧民主や共産と組み抵抗した」。昨年の大阪市長・知事のW選では共産党と選挙協力、候補者を一本化しましたが敗北。今年5月の大阪市会議長選挙では自民党は共産党と組んで候補者を擁立しましたが、これも敗北。大阪では自民党と共産党の連携はさらに進んでいます。民共連携を批判する安倍首相や官邸が自民党大阪府連と一線を画すのは当然だと思います。「国政レベルでほとんど存在感のない党が牛耳っている。この状況を変えていきたい」との松川るい氏のお言葉ですが、今の大阪の自民党の状況を変えるのが、安倍首相の希望であり、あなたの役割ではありませんか?他党のことなので注文だけにしておきます。それと大阪府民を見下したような発言は許せません。少数の意見に丁寧に耳傾ける、謙虚さもないようです。

今、注目の共産党について考える(18)日本共産党解散の勧め

共産党と独裁は不可分です。元共産党員の共産主義研究家である兵本達吉氏の話に耳傾けよう。「共産党の指導する革命が勝利すると、共産党が『搾取階級』と定義するすべての人々から全財産を没収してしまう。・・・・革命政府が資本や土地を差し出すように命じても唯々諾々(いいだくだく)と従う者は一人もいない。それどころか自分や家族のため、それこそ命を賭けて立ち上がるのである。この避けることのできない必死の抵抗を力づくで押さえ込み、それでもなお抵抗する者は殺してしまう。わかりやすく言えば、これが『プロレタリアートの独裁』である。マルクスもレーニンも、共産主義革命にはこの反革命に対する暴力は不可避であることを熟知していた。これは、ロシアだから特殊だとか中国だから違う、キューバは例外だということはない」と言っています。萩尾千里さんこれがあなたの疑問に対する答えなのです。今の日本共産党は独裁という言葉を使っていないようですが、「大切なことは、綱領に『プロレタリアートの独裁』という言葉のあるかなしではない。問題は『生産手段の社会化』という目標とその実現の仕方である」とも指摘しております。生産手段の社会化を行うにあたって、例外なく独裁とジェノサイド(虐殺)は不可避となるということです。兵本達吉氏の引用は月刊誌Hanada8月号からです。