自共一体選挙の異常さについて。

共産党の大阪市会議員と自民党の市会議員が一緒にビラ配りをしたり、共産党の運動員が自民党のカラーであるブルーのウインドブレーカーや腕章をはめてビラ配りしたり。もう異常としか言いようがありません。政治理念をかなぐり捨てて、水と油の自民党と共産党が、ここま『団結』している姿は、誰の共感も得られるはずがありません。さらに、それが自己保身が目的のためであるなら、なおさらであります。議員定数の削減にも反対。議員歳費の削減にも反対。また、これらの改革につながる、すべての改革にも反対。自民党と共産党はこの点で完全につながります。政治理念は水と油ですが、自己保身は利害一致です。自民党と共産党が手を結ぶ理由はここにあります。

共産党に完璧に依存する大阪の自民党。

自民党と共産党の関係は『兄弟』の域を超えて、一つの政党のように見えます。一昨日(10日)の夕方はJR西九条駅にて共産党の運動員と自民党の運動員が一体となって駅の裏表を占拠して、柳本氏の支援をうったえていました。また、共産党の議員と自民党の議員が仲よく、選挙戦略・戦術の打ち合わせを頻繁に行っています。昨日の夜(11日)は、西九条駅は共産党一色でした。7〜8人の共産党の運動員が自民党の柳本氏への支援を熱心に呼びかけていました。聞くところによると、此花区以外の区でも同様のことが行われているようです。自民党はどうも選挙運動に熱心ではないようで、自民党の運動員を見かけることはあまりありません。しかし、共産党の運動員とは朝、昼、晩と、あらゆる場所でよく出会います。安倍総理が懸念しているように、大阪の自民党は共産党に占領されて、もはや立ち直れないでしょう。自民党と共産党がくっ付くとは、呆れてものが言えません。政治理念をかなぐり捨てて、自共談合の目的とは、何でしょうか?