平松前市長の敬老パス改革素案について。

平成20年9月、平松市長(当時)は「経費削減の取り組み(素案)」を発表しました。この中で敬老パスについて、利用上限を月額5000円とし、また利用者の所得に応じて一部負担金(0円〜1万5千円)を課す改革案を示しました。その理由について平松氏は「他都市の実施状況を見ますと、利用者に負担を求めずに無制限に利用できるのは本市のみであることや、制度発足から35年という月日が経過しておりまして、社会情勢や、また高齢者を取り巻く状況も大きく変化しております。・・・・・・今後も持続可能な制度として維持、継続していきたいがために、利用者に一定のご負担をお願いせざるを得ないこととして素案を取りまとめたものでございます」(平成20年決算特別委員会)と説明しております。しかし、この改革案は案のままで終わってしまった。

 

柳本氏は嘘つき?

柳本氏は市長候補として注目され始めた頃から、「大阪戦略調整会議は都構想の対案ではない」と主張しております。大阪市議会でも「対案と思うならそう思ってもらっても結構ですが、対案ではない」と明確に発言しておりました。このことについて柳本氏は検証がお好きなようなので、検証を行いました。その結果についてですが、柳本氏は今年のテレビ放送に橋下氏と一緒に出演していました。『橋下氏vs柳本氏スタジオ生出演』Voice都構想スペシャルです。この中で柳本氏は自らパネルを持ち込み、大阪戦略調整会議について説明していました。そのパネルにはこう書かれていました。「自民党の対案、大阪戦略調整会議、大阪府(府知事、議会の代表)、大阪市(市長、議会の代表)、堺市(市長、議会の代表)」とはっきりと書かれていました。また、テレビのテロップにも『自民の対案、大阪会議とは』と記されていました。柳本氏自らが掲げて説明したパネルですから、まさか忘れてしまったとは言えません。にもかかわらず、市長候補と注目され始めてからは、「大阪戦略調整会議は都構想の対案ではない」と主張。一体、柳本氏は嘘つきなのか?なぜそのように振舞わなければならないのか、弁明を聞きたい。