アメリカで何が起きているのか?(8)。アリゾナ州が大変だ。

アリゾナ州マリコパ郡の選挙監査結果について

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米国時間の6月25日、アリゾナ州マリコパ郡で行われていた2020年大統領選挙の監査作業が正式に終了した。手作業による票の再集計と、投票用紙の紙の検査の両方がこの日までに終了した、ということです。アリゾナ州上院のカレン・ファン議長は13日、2020年の大統領選挙の監査で、公式な結果と監査の結果に違いが確認されたため、州議会は投票用紙を再度集計するために新しい機械を入手したと述べた。約210万枚の投票用紙が集計対象となっている。上院議長は「投票数の正確な数字はまだ発表されていない」が「現時点ではその数がマリコパ郡の公式発表とは一致していないことはわかっている」と述べた。

7月15日、マリコパ郡選挙監査聴問会が開かれる

そして、7月15日、アリゾナ州上院でマリコパ郡選挙監査報告ヒアリング(聴問会)が開催されました。アリゾナ州の昨年の大統領選の結果は10,457票差でバイデン氏がトランプ氏に勝ったというもでした。しかし、聴問会で発表された選挙監査の結果は世界を驚嘆させるものとなりました。ユーチューブ【及川幸久ーBREAKIGー】NEWSによれば、

〈郵送されていないのに投票〉7万4243票。

〈二重投票  全てバイデン票〉2万5000票。

〈選挙日後に有権者登録者、未登録者が投票〉1万1326票。

〈不正の紙に印刷〉16万8000票。

〈選挙後に削除された登録者〉1万8000人。

また、「集計機はネットで外部から侵入が可能だった」と法定デジタル選挙監査専門家が証言した。

以上の内容が、7月15にアリゾナ州上院で開催された選挙監査ヒアリング(聴問会)で報告されたということです。これを受けて、

トランプ氏は

「民主党とバイデン政権にとって壊滅的なニュースだ。今日のヒアリングで明らかになった不正票の数は数十万票。我々が勝つために必要な票数の数倍にも上っている。マリコパ郡は、正確さ、誠実さ、透明性を求めているだけの州上院との協力を拒否している。何を隠そうとしているのか」とのメッセージを出しました。

同州のウエンデイ・ロジャース上院議員は

ツイッターで「もう結果について十分聞いた。私はバイデン選挙人をアリゾナ州に呼び戻し、新たな選挙を実施することを要求する」と発信。

同州のケリー・タウンゼント上院議員は

「起訴すべきだ」と述べたということです。

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アメリカで何が起きているのか?(7)。民主党全国委員会に提訴された訴訟で、アリゾナ州が勝訴。

7月1日アリゾナ州が定めた投票政策に関する州法について、米最高裁は合憲と裁定

ユーチューブ【張陽チャンネル】によれば、「7月1日米国最高裁は6対3でアリゾナ州の投票政策に関連する州法は連邦法律に違反しないと裁定した。アリゾナ州の定めた法律の執行を許可した。有権者が投票日に選挙区外で臨時投票することを禁止し、また第三者による票の回収を禁止する内容。たとへば老人ホームなどの施設の投票を民主党の人が収集しに行って、投票箱に入れたり、郵便局まで届けたりすることなどです。投票を収集してから郵便局まで届くまでの間に誰がこれらの投票を監視するのかわからない。投票を改ざんしても誰もわからない。アリゾナ州法が禁止したのは有権者の投票権利ではなく、投票場所に制限を設けただけです。この方法は民主党に不正をするチャンスを提供していた。この訴訟は民主党全国委員会が「アリゾナ州の法案はマイノリティーに不利な規定であり、マイノリティーを差別している」としてアリゾナ州を提訴していたものです。

ジョージ州でも新しい選挙法が可決されましたが、民主党は同様の理由で司法省に提訴した。

今アメリカの大多数の州では有権者が自分の選挙区で投票するようにと定めている。また第三者による票の回収は全米50州のうち20の州では禁止されているという。

アメリカ各州が進めている選挙改革について、アメリカのナショナルパブリックラジオが6月22日から29日まで1115人の方に世論調査を行いました。h投票前に政府の発行した写真入りの合法的な身分証明書を示すべきか否かという質問に対して、共和党の人は94%賛成で反対5%。民主党の人は57%賛成で反対は39%。無党派の人は83%賛成で反対は16%。白人の有権者は78%が賛成で20%反対です。非白人有権者は81%賛成で17%反対です。投票時に身分証明書を示すべきということは、アメリカ人の共通の認識となりつつあります。

昨年の大統領選の検挙監査については、ペンシルベニア州でも始まったとということです。民主党からの抵抗は凄まじいため、これから法律戦を含め、様々な形で戦いが行われると予測されています」とのことであります。(以上、簡潔にまとめさせていただきました)

日本では

日本ではいうまでもなく投票所での投票が原則です。郵便投票や病院などでの投票も可能ですが、票の管理、回収、開票は厳格に行われています。当然ですが二重投票や他人が投票することは違法行為となります。死んだ人が投票するなどといったことはあり得ません。有権者名簿、投票数、開票数、期日前投票数、当日投票数、投票時間、本人確認など厳格に行われています。票数に疑義がある場合は票の数え直しも行われます。妨害行為は許されません。投票は記述式で票のカウントは基本手作業で行います。コンピュータは使用しません、ましてネットワークと接続できるコンピューターなど当然使用しません。従って票数が誰かに操作されることもありません。