今注目の日本共産党について考える(1)。『日本共産党は破壊活動防止法の調査対象団体』政府答弁書。
6月12日の産経新聞報道によれば、
政府は11日の閣議で、共産党について「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」「暴力革命の方針に変更はない」とする答弁書を決定した。日本維新の会の鈴木宗男参議院議員の質問主意書に答えた。鈴木氏は月刊「正論」7月号で作家の佐藤優氏と公安調査庁の横尾洋一次長の「革命路線に変わりなし」と題した対談を踏まえ質問した。政府は3月にも同様の答弁書を閣議決定している。
答弁書は共産党について「日本国内において破防法に規定する暴力主義的破壊活動を行った疑いがあり、いわゆる『敵の出方論』に立った暴力革命の方針に変更はないものと認識している」と説明した。
鈴木氏は11日、自身のブログなどに「共産党がここ数年、ソフト路線、イメージ選挙をアピールしているが、閣議決定の答弁書では、本質は何ら変わっていないと断じている」「答弁書を共産党はどう受け止めるのだろうか。国会でのやり取りより、閣議決定の上、決裁された文書による回答の重みをよく考えるべきではないか」と記した。
※破壊活動防止法(破防法)は暴力主義的破壊活動を行った団体に対し、規制措置を定めると共に、その活動に関する刑罰を定めた法律で、昭和27年7月21日に施行された。昭和27年7月1日の参議院本会議で吉田茂首相は「暴力行為がどうして発生するか、暴力団体はどうして存在するか。ーーこれは、これを教唆し、又は扇動する人或いは又暴力団体自身に、或る人、或る団体を構成しておる諸君が存在いたすからであります。これを防止するのが法律の目的とするところであります」と答弁している。現在の調査対象団体は日本共産党、朝鮮総連、オウム真理教など17団体。(ウイキぺディアより)