東京オリンピック大会が閉会しました。「私たちに希望を与えてくた」歴史的な大会となりました。

東京オリンピック大会が本日閉幕しました。困難を乗り越えて開催に至った大会関係者の皆様、ボランテイアの皆様、医療関係者の皆様ありがとうございます。そして世界のアスリートの皆様、また特に日本のアスリートの皆様、勇気と希望を与えていただきました。ありがとうございます。ジョン・レノンの歌のように、人類の平和と互いに支え分かち合う世界の創造に向けて、困難な時であっても歩みを止めることはできませんね。全世界に何か伝わったように思います。ありがとうございます。オリンピックに続くパラリンピック大会の成功を心より祈っています。

8月8日の産経新聞より、

駐日イタリア大使(ジョルジョ・スタラーチェ氏)

「イタリアでは今回の開催を評価する声が多い。開会式のスタジアムは無観客ではあったが、とても印象的な式だった」「(コロナ対策について)「米国や欧州のような厳しいロックダウンはなかったが、死者は他のアジアや欧州の国々と比べて少ない。感染拡大をある程度コントロールしている」「穏やかな行動制限で、個人のモラルによってこのような状況を達成しているのは、日本だからこそだ。欧米ではこうはならない」(産経新聞8月7日)

パリ市長(アンヌ・イダルゴ氏)

「このような(新型コロナウイルスの感染が拡大する困難な)状況下でも大会を開催したことに敬意を表したい。私たちに希望を与えてくれた」(産経新聞8月7日)

IMG_8183

 IOC独立専門家パネル座長(マクロスキー博士)

「複合的な対策でパンデミックを抑えることができる。東京大会から学べる重要な教訓だ」(産経新聞8月10日)

総合馬術銀メダリスト(アンドル・ホイ氏、オーストラリア)

「日本人と日本、東京都は最大の金メダルを必要としている。開催のために彼らが行なった努力、細部への配慮は並外れていた」(産経新聞8月10日)

マクロン仏大統領

「日本の皆様、オリンピックの成功、おめでとうございます。前代未聞の状況下でしたが、皆で素晴らしい時間を過ごすことができました」(日本経済新聞8月9日)

英国ジョンソン首相

「非常に困難な時期にあっても、スポーツとオリンピック・ムーブメントには人と人、国と国を結びつける力があることを示した」(日本経済新聞8月9日)

新華社

「従来の五輪とは大きく違うものに感じられたが、人類のスポーツへの情熱と参加者の友情と団結は決して消えることはなかった」(日本経済新聞8月9日)

 

 

中国共産党政府との関係を見直そう(129)。「日本を核攻撃」、これが日中友好運動の結果?

古森義久氏の

「中国の『日本を核攻撃』動画、非道な恫喝に米国で激しい反発」

(JBpress 2021.7.28  )と題する記事によれば、

「日本が台湾有事に軍事介入すれば、中国は即座に日本への核攻撃に踏み切る」という戦略をまとめた動画が中国全土に拡散した。動画では、『中国は、日本が台湾有事に一兵卒でも一軍用機でも送って参戦した場合、ただちに日本に核攻撃を行う。この戦いは全面戦争であり、日本が完全に降伏するまで核攻撃を続ける』と日本を威嚇している。・・・この動画は台湾、インド、韓国、欧州などのメディアですぐに報じられた。また米国でもフォックス(FOX)ニュース、CNN、ニューズウイーク、ラジオ・フリー・アジア(RFA)などの大手メディアによって詳しく報道された。米国のバイデン政権は、中国の核戦力の増強や『核先制不使用』政策の変更の兆しに懸念を表明していた。だから、たとえ民間とはいえ、明らかに中国当局の承認を得ていた日本への核攻撃シナリオの動画に、米国では激しい反発が起きた」

「一方で、今回の動画を発信した中国側の本当の狙いについて、専門家の間では様々な見方がある。中国の対外戦略に詳しいロバート・サター氏は『言葉だけで日本の政策を変えようとする心理作戦』であるとの見解を明らかにした」

「サター氏の発言は、今のところ中国には台湾武力侵攻の意図がないから『日本への核攻撃』も現実的な警告ではない、という意味だといえよう。つまりは言葉だけで日本に圧力をかけて、日本の対台湾や対中国の政策を中国側に有利に変えさせようという心理作戦、政治作戦だというわけだ。脅しをかけられた当事国の日本としては、これもまた認識しておくべき考察だといえよう」と。

このことについて、米国、インド、韓国、台湾などでは多くのメディアが報道したということですが、肝心の日本のメディアは全く報じていません。政治も沈黙しています。いかなる理由なのでしょうか。単なる心理作戦に過ぎないと甘く見ているのでしょうか。だとすれば中国共産党に対する認識が根本的に間違っていると言わざるを得ません。それにしても、日本のメディア・政府・国会・国会議員などの中国共産党政府に対する忖度は異常ですね。