カール・ルイス氏が寄せてくれた東京五輪への言葉が心に響く。

門田隆将さんのツイートで紹介されていました。心に響く言葉ですね。一部ですが分かち合いたいと思います。

《バトン失敗はつきもの》

日本は最初のバトンパスで失敗した。精密な技術を要するこの種目ではミスが時々起こる。日本選手は能力があり、素晴らしいシステムを磨いていたが、10回に2回は失敗するものだ。米国も予選落ちしたように、常に完璧にはいかない。選手たちは日本の皆さんの期待を、感じ過ぎたのかもしれない。今回は残念ながら、彼らの日じゃなかった。いよいよ大会は最終日を迎える。陸上では100㍍でのヤコブス優勝が衝撃だった。感動したのは男子走り幅跳びで同記録になったバルシム(カタール)とタンべリ(イタリア)が、順位決定戦を行わず金メダルを分け合ったこと。スポーツで見た、最も感動的な瞬間の一つになった。

《献身的な運営   感謝   世界一つに   実感》

それにしても日本はよくぞ大会を開催してくれた。このコロナ禍で、オリンピックを成功させられる国は世界にもほとんどない。多くの人が今大会の開催に反対したが、アスリートのために、最終的には、やり遂げようと決意してくれた。SNSなどで選手村の写真も毎日見たが、素晴らしいものばかりだった。無観客でも選手たちは、大会を開いてくれたことに感謝し、いいパフォーマンスを見せようと全力を尽くした。観客は失われたが、世界中の何十億という人々が、テレビを通じて同じ体験をすることができた。だからオリンピックは、戦争、平和、怒り、幸せなど、どんなことが起きても世界を一つにするのだと、改めて感じた。今大会のヒーローは日本の皆さんだ。大会成功のためにコロナ対策を怠らず、献身的な取り組みを通じ、この素晴らしい機会を世界中のアスリートたちに与えてくれた。本当に心から、感謝の気持ちを伝えたい。