柳本(自民党)マニフェストを検証する(14)
☆柳本氏の「校長公募制度の抜本的見直し」「失敗のない公募制度」「国の省庁との人事交流」「民間企業との人事交流」という公約について。
「校長公募制度の抜本的見直し」とありますが、見直して公募を実施するのか否か、するのかしないのか、はっきり主張すべきであります。曖昧で不明瞭。「失敗のない公募制度」というものが果たして、あるのだろうか? あるとすれば、どのような制度なのだろうか? これについてはなんの説明もありません。これも曖昧で不明瞭、というより、ないものをあると言っているということになります。「国の省庁や民間企業との人事交流」につてですが、交流は否定しませんが、民間の良さを引き出し、改革を進めて行くためには、責任ある立場で働いていただく必要があります。単なる交流や派遣では成果は薄いのではないでしょうか。また、「中途採用の積極的」実施を公約していますが、これは公募制度とどこが違うのでしょうか。公募しないと言ったり、公募すると言ったり、失敗のない公募とはどんな公募なのか?公募制度とどう向き合うのか、柳本マニフェストは意味不明、不明瞭、曖昧としか言えません。