吉村市政(20)平成28年度当初予算説明から〜新たな価値を生み出す市政改革〜

「新たな価値を生み出す市政改革については、厳しい財政状況の中でも市民サービスの拡充と財政の健全化を図るため、これまでの成果を活かしつつ、質の高い行財政運営の推進と官民連携を推進する観点から、新たな価値を生み出す4年間の市政改革計画を、本年7月をめどに策定していきます。質の高い行財政運営の推進としては、市民・利用者の視点に立ったサービス向上や事務処理の質的向上、給与カットの継続実施や未利用地の有効活用など、経費の削減及び歳入の確保といった効率的な行財政運営を推進していきます。また、官民連携の推進としては、官民の最適な役割分担のもと、官が担っている事業を民間が担うことにより、コスト削減とサービス向上が期待できるものは積極的に民間開放を推進していくこととしており、地下鉄・バス事業の民営化、水道事業での公共施設等運営権制度の導入など、目指す姿の早期実現に向けた準備や詳細な検討を行います」。

吉村市政(19)平成28年度当初予算説明から〜成長産業の育成〜

「成長産業の育成について、大阪の観光振興を担う大阪観光局事業における機能強化を図り、「大阪版DMO」として地域と一体となった観光地域づくりを進め、国内外から観光客を継続的・安定的に呼び込むことにより、地域経済の活性化を推進して行くとともに、統合型リゾート(IR)を見据えた新たな観光拠点の形成に向けて、民間の創意・工夫を取り入れた新しい夢洲まちづくりを推進して行くことにより、「観光」を大阪の新たな基幹産業として育成して行きます。また、新たな大規模展示会を誘致するための支援を行うことにより、事業の拡大に向け果敢に挑戦する中小企業に対して、より多くの商談機会の場を提供して行きます」。