自民党と共産党の共闘の懐!

今年10月の大阪市議会の状況をお知らせします。今議会に維新・自民党・公明党の共同提案で、リニアモーターカーの大阪までの同時開業を国に求める意見書を提出しました。これに対し共産党は反対しました。また、これも維新・自民党・公明党の共同提案で、中小企業庁など国の省庁を大阪に誘致することを国に求める意見書を議会に提出しましたが、これも共産党は反対しました。このように大阪の今後のあり方について、自民党と共産党の考えは全く異なります。市営交通の民営化に向けた手続き条例に対しても、維新・自民党・公明党は賛成で、共産党は反対しました。まさに水と油であります。自民党と共産党が一緒になってどのような大阪を築くことができるのでしょうか? 自民党は選挙に勝ちたいがために、 共産党と手を結んだということでしょうか?  安倍首相は「きちんと戦わなければ、大阪の自民党勢力は立ち直れない」と警告しているそうです。『自由民主共産党』になるか、自由民主党に留まるか、大阪の未来がかかっています。

柳本(自民党)マニフェストを検証する(14)

☆柳本氏の「校長公募制度の抜本的見直し」「失敗のない公募制度」「国の省庁との人事交流」「民間企業との人事交流」という公約について。

「校長公募制度の抜本的見直し」とありますが、見直して公募を実施するのか否か、するのかしないのか、はっきり主張すべきであります。曖昧で不明瞭。「失敗のない公募制度」というものが果たして、あるのだろうか? あるとすれば、どのような制度なのだろうか? これについてはなんの説明もありません。これも曖昧で不明瞭、というより、ないものをあると言っているということになります。「国の省庁や民間企業との人事交流」につてですが、交流は否定しませんが、民間の良さを引き出し、改革を進めて行くためには、責任ある立場で働いていただく必要があります。単なる交流や派遣では成果は薄いのではないでしょうか。また、「中途採用の積極的」実施を公約していますが、これは公募制度とどこが違うのでしょうか。公募しないと言ったり、公募すると言ったり、失敗のない公募とはどんな公募なのか?公募制度とどう向き合うのか、柳本マニフェストは意味不明、不明瞭、曖昧としか言えません。