柳本氏は嘘つき?

柳本氏は市長候補として注目され始めた頃から、「大阪戦略調整会議は都構想の対案ではない」と主張しております。大阪市議会でも「対案と思うならそう思ってもらっても結構ですが、対案ではない」と明確に発言しておりました。このことについて柳本氏は検証がお好きなようなので、検証を行いました。その結果についてですが、柳本氏は今年のテレビ放送に橋下氏と一緒に出演していました。『橋下氏vs柳本氏スタジオ生出演』Voice都構想スペシャルです。この中で柳本氏は自らパネルを持ち込み、大阪戦略調整会議について説明していました。そのパネルにはこう書かれていました。「自民党の対案、大阪戦略調整会議、大阪府(府知事、議会の代表)、大阪市(市長、議会の代表)、堺市(市長、議会の代表)」とはっきりと書かれていました。また、テレビのテロップにも『自民の対案、大阪会議とは』と記されていました。柳本氏自らが掲げて説明したパネルですから、まさか忘れてしまったとは言えません。にもかかわらず、市長候補と注目され始めてからは、「大阪戦略調整会議は都構想の対案ではない」と主張。一体、柳本氏は嘘つきなのか?なぜそのように振舞わなければならないのか、弁明を聞きたい。

柳本(自民党)マニフェストを検証する(15)

☆「まっとうな政治を取り戻す」という公約について。

自民党と共産党が手を組むことが果たして「まっとうな政治」と言えるのでしょうか?  自民党と共産党の共闘が成功すれば、大阪の政治は「まっとうな政治」どころか、大阪の未来は「混乱と混沌(こんとん)」の時代に突入することになります。自民党は橋下市政を「対立と混乱」と揶揄しますが、この4年間、維新による政治で大阪経済は着実に回復してきました。雇用創出は年平均3万人以上。有効求人倍率も過去の0.6倍の時代から今は1.2倍まで回復しました。来阪の外国人観光客は今年度には650万人を達成しそうな勢いであります。経済成長率はプラス基調であります。市役所の改革も徹底して行い、市政改革プランは金額ベースで90%実行しました。実現していない10%は維新以外の党が反対して出来なかっただけであります。もしも、自民党と共産党による政治ということになれば、それこそ「対立と混乱」が生じ、大阪の成長にとって決定的なマイナスとなります。かっての民主党政権誕生の時に、国民は見事にだまされ、裏切られました。それと同じく、大阪の自民党と共産党の野合は大阪にとって百害あるのみです。自民党のいう「まっとうな政治」とは「自民党と共産党の野合」ということなのです。