経済安全保障担当大臣・高市早苗衆議院議員の「さっぽろ自民党政経セミナー2024」(2024・5・18開催)より一部紹介します(5)。

【高市早苗】もう一つは「非公知性」、ようはみんなが知っている話しやったら、それは営業秘密としては全く保護されませんので、それは営業秘密にはならない。それから「重要性」。これは重要な営業情報ですよ、重要な技術情報ですよと、重要だということ、これをみんなが認識する、この3つの要件を備えていただきたいので是非ともこれを徹底していただければ、かなりの程度、民間の技術情報、また国立研究開発法人や大学などの研究情報、これも守れると思っておりますので、お力添えをお願いしたいと存じます。

それからもう一つ最近話題の「アクティブサイバーデフェンス」、サイバー攻撃からもっとしっかり日本を守ろうということで、これは担当が河野デジタル大臣の担当ですので、私からあんまりあれこれは言えないんですが、サイバー攻撃から日本経済を守る、私たちの暮らしを守るという広い意味では経済安全保障の一環でもありますので、、少しだけ情報提供をさせて頂きます。もう間も無く有識者会議も立ち上げて本気で取り組んでくださるということで、自民党では古くからやってましたよね、平成30年、平成31年当時私がサイバーセキュリティ対策本部長を務めさせていただいて、党から官邸にも、もう同様の内容の提言書はお届けしておりました。なかなか時間がかかりましたが、でももう待った無しです。2023年の1月から12月までのデータっていうのが、今国が持っている、国の機関が持っている、もしくは国立研究開発法人が持っている最新の値、今2024年ですから2023年の12月までの1年間、一つのIPアドレスあたり、例えばそうですね、高木さんがウエブカメラを持っていたとしたらそのウエブカメラ一個にip アドレスがちゃんとありますよね、あらゆるiot 機器に一つずつip アドレスがありますよね。一つのip アドレスあたりが受けているサイバー攻撃数を割ってみました。そうすると14秒に一回攻撃を受けています。いま14秒に一回ですよ。だから1日に受けてる攻撃ってすごい、一つのipアドレスあたり14秒に一回サイバー攻撃が来ていると、そうするとやはりセキュリティソフトの更新は怠ったらいけない、イロハのイでございます。で、10年前はどうだったかというと、2013年の数字やったら8・3分に一回やったんです。約8分に一回やったのが、今は14秒に一回ですからね。セキュリティソフトをしっかり更新して、企業でも万が一ですね感染したら、それでまたお取り引き先にメールなんかを送っちゃったらえらいことになりますし、場合によっては訴えられる可能性もありますんで、このセキュリティは注意をしましょう。

 

秋山好古の言葉ー『坂の上の雲(3)』p90(司馬遼太郎)より

秋山好古(日露戦争当時、日本陸軍少将、騎兵第一旅団の旅団長)の弟・真之への言葉

「さらに好古はやや遺言めいた重要なことを書いている。『国家が衰退するのは、つねに上流社会の腐敗よりおこる』。上流社会の定義はさておくとして、この当時の日本は陸海軍の佐官以上の家庭はその収入はべつとして、上流社会に属していた。好古は自分も真之もそれに属しているとして書く。『自分の多年の宿論としてそろそろこの社会からひきあげて閑居したい』。つまり少将になったことはたいそうな栄達で、これ以上は栄達すべきでない、という意味であろう」。