改めて、住民投票に関して毎日新聞の報道について考える。

実は、10月15日、毎日新聞の担当記者は住民投票に関する記事の原稿草案を市財政局の担当課長に送っていたことが分かりました。財政局職員から入手しました(下記の写真)。この15日の時点での原稿案と実際に27日に報道された記事とあわせて見ていくと、毎日新聞の政治的意図が明確に読み取れます。

①15日の案の時点では大阪市を人口で4等分し、特別区に再編すると仮定した場合」としていました。27日の本番の記事は「大阪市を4つの自治体に再編すると仮定した場合」という表現に変わりましたが。これは読者の錯覚、思い違いを利用するマジックでした。

当初は明確に「特別区に再編した場合」としていましたが、それでは完全に虚偽報道(朝日新聞は翌日訂正)となることから、本番の記事では「4つの自治体」という曖昧な表現に変えました。これによって虚偽との批判を避けるとともに、住民投票直前という時期から見て「特別区」という言葉を使わなくても、「4つの自治体」という表現を使うことによって、読者に「特別区」を連想させることができる、との判断がなされたものと思われます。まさにマジック的技法ですね。

②15日の案の段階では、ここでも「4特別区の合計は218億円多い」との表現がなされています。本番の記事では削除されています。

「人口規模で変動する『段階補正係数』のみを変更し、それ以外の係数はそのままにした。すると、大阪市の4902億円に対し、4特別区の合計は218億円多い5120億円になった。府に移行される広域事業(消防など)の差額をのぞくと、およそ約200億円となる」(削除された15日の案)。

③27日の記事では、財政局の担当者の話として「都構想の4特別区の行政コストが今回の試算と同額になるとは限らないが、デメリットの目安になる。財源不足が生じれば、行政サービスの低下につながる恐れもある」と掲載しています。15日の案には載っていません。「担当者の話」の挿入は、いかにも市がデメリットを隠蔽し、特別区制度では財政不足が生じ、住民サービスが低下するかのような”演出”と言えますます。市の「担当者の話」の真偽も不明であります。毎日新聞はなぜ市長のコメントを掲載しなかったのでしょうか?朝日新聞は「市長の反論、『4指定都市にした場合の金額だ』」と題する記事も合わせて掲載していました。誤り?に気づいたのか、朝日新聞は翌日「特別区のコスト増でない、218億円増試算、大阪市が説明」との記事を掲載し、「財政局の試算について報じた27日付社会面の記事の一部に『大阪都構想で大阪市を廃止して特別区に再編した場合』という記述がありましたが、正確には『大阪市を単純に4つの市に分割した場合』でした。訂正します」、との小さな小さな記事を配信しています。しかし、これもあらかじめ想定していたとすれば悪質と言えますが、真偽のほどは分かりません。

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驚くべき米国の実態①。大統領選について、ジュリアーニ氏の記者会見での発言、「今回の選挙詐欺は一つの州に止まらず、数多くの州で発生している」。

YouTube「張陽チャンネル」で張陽氏は、トランプ氏の弁護団による11月19日、ワシントンで行われたジュリアーニ元ニューヨーク市長を含む3人の弁護士の発言を紹介しています。事があまりにも重大であることと、日本のマスコミが全く報道していませんので、私の方からもトランプ弁護団記者会見での話の内容(張陽氏の発言の要約となります)について紹介したいと思います(驚くべき米国の実態①②③)。詳しくは「張陽チャンネル」をご視聴ください。

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ジュリアーニ氏の記者会見

「今回の選挙詐欺は一つの州に止まらずに、数多くの州で発生している。しかも、やっている手法は全く同じ。結論から言うと、これは中央がコントロールしている集団詐欺行為であります。民主党中央が計画して、コントロールして各地が執行する。執行するところは大都会であります。民主党がコントロールしている大都会です。さらに正確に言えば長年にわたって腐敗選挙詐欺が横行している民主党の地盤であります」

ジュリアーニ氏は一つの例を挙げました。「ミシガン州の開票センターで食料品を詰め込んだトラックがやってきた。皆食べ物を送ってきたと思ったんです。皆トラックに駆けつけて、食べ物をもらおうとしたんですよ。投票用紙が送られてきた。段ボールに詰め込んだ投票用紙があれば、ビニール袋に詰め込んだ投票用紙があります。ごみ箱に詰め込んだ投票用紙があれば、様々な各種の入れ物に詰め込んだ投票用紙があります。食べ物は一切ないんです。しかも、現場にいた共和党の検査員を追い出した。残りは皆信用できる民主党の人間であります。3人のドミニオン社の人は宣誓して証言したんです。このトラックが送り込んできた投票用紙はみなバイデンに投票したものであると。しかも、大多数の郵政投票の封筒には名前さえもなかったです。全部で6万から10万の投票が送られてきたんです。アメリカの大統領選がこのことを許すならばどのような国になるのでしょうか?バイデンに投じられた票は3回カウントされただけじゃなく、同じ人がバイデンに3回票を投じたんです。ミシガン州は、トランプ氏は14万票差で負けたのではなく、30万票以上で勝ったはずだったんです」

「ウイスコンシン州で発生していることは、ペンシルベニア州とミシガン州で発生していることと全く同じなんです。実際の投票者数は登録した有権者の2倍となっています。普段投票率は80%に達したらもう奇跡と言っていいほどです。でもこれらの地域での投票率は驚くほど高いです。可能性は2つしか考えられません。1つは一人が2回以上投票を行なったのです。もう1つは投票する資格を持ってない人が投票してしまった。ウイスコンシン州の数多くの地域で投票率は2倍以上となっています。ひいては投票率がこの地域の総人口の2倍となっているところもあります」

「ジョージア州で同じことが発生しているんです。共和党の検査員が追い出されたニューメキシコ州もバージニア州も同じです。」

「11月3日の夜、トランプ氏は大幅にリードしていた時に、ほとんどのあらゆる民主党がコントロールしている州は同時に共和党の検査員を追い出すか、離れさせたりしていたんです。その後は大量の偽の票を混入したり。これらの州の民主党は、なぜ同じ時間で、同じことをやっていたのでしょうか?一つの可能性としては民主党の指導部は統一指令を出して、統一行動をしたという解釈は筋が通ります。共和党の検査員が追い出された。ニューメキシコ州もバージニア州も同じです」