新型肺炎の原因について ーくすぶり続ける「疑惑」ー

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2月9日の時事通信社は『新型肺炎、くすぶる「兵器用ウイルス説」、 中国当局に不信感』と題して配信。これによると

「感染源について、中国当局は『海鮮市場で売られていた野生生物』としているが『生物兵器用ウイルスが流出した』という見方もくすぶる。背景には情報を隠そうとする当局への不信感もある。『流出説』の根拠は、海鮮市場から約30キロ離れた武漢市内の研究施設。この施設は、国際基準で危険度が最も高い病原体を扱える『バイオセーフティレベル(BSL)4』に位置付けられるが、英科学誌ネイチャーが2017年2月に『病原体が流出する恐れ』を警告していた」という。

「これに対し、2月4日の共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版は2ページにわたる長文で『コロナウイルスを人為的につくることはできない』と反論。問題となっている施設の研究者、石正麗氏は『新型コロナウイルスは施設と関係がないと命を懸けて保証する』と訴えている」が、

「一方でネイチャーは、施設の安全性を保つためには高度な技術だけでなく『自由にものが言える組織や情報公開が重要だ』と指摘している。しかし、新型肺炎発生の公表前に警鐘を鳴らした医師が警察に『デマを流した』として処分されるなど、中国当局は自由な問題提起や情報公開に消極的だ」と疑惑を指摘しています。

中国政府の否定にもかかわらず、『生物兵器用ウイルス』の疑惑は消えていないようだ。

文春も2月1日のオンラインで、

「インターネット上で急拡大しているのは『中国生物兵器説』だろう。感染拡大の中心地・中国中部の武漢市に世界有数のウイルス研究所『中国科学院武漢病毒研究所』があることが最大の根拠だ。実際、武漢市での感染拡大が発覚した当初、このウイルス研究所が関与したかどうかについて安全保障の専門家の間でも水面下で議論が進んでいたというから一定の考慮の価値はある」とし、コウモリ説に関しては、

「しかも、12月はコウモリの冬眠時期で野生生物にしろ、接触の機会はかなり限られる。発症時期などから、すでに10月時点で人の感染者が出ている可能性を指摘する研究者もいる」と述べています。

現代ビジネスも同様に「2017年2月23日付の英科学誌『ネイチャー』は開所式を控えた武漢NBLについて報じた記事を掲載し、先に述べたSARSウイルスの流出事故や、中国の官僚主義的な隠蔽体質を理由として、武漢NBLが運用開始後に何らかの人為的ミスにより毒性を持つウイルスがBSL-4実験室から流出して中国社会にウイルス感染が蔓延し、大規模な混乱が引き起こされる可能性を懸念していたのだ」。また「中国内でも『施設の実験用動物の管理はずさん』と批判されている」と指摘しています。

仮に野生生物説に立つにしてもこの生物が武漢市の病毒研究所に原因がある可能性はあります。中国政府の隠蔽体質と、あまりにも早くコウモリと断定したことを考えると、逆に『中国生物兵器説』の疑惑を深めたと言えるでしょう。

真相の究明を期待します。

立憲民主党の安住淳議員が起こした「事件」の波紋は?

立憲民主党の国会対策委員長である安住淳衆議院議員が会派控え室の扉に張り出した新聞記事の採点表。これだけ大騒ぎになったのは、きっと廊下側に公に張り出したんでしょうね。写真も撮られているのですから。国対委員長の立場にある安住氏のこの行動は何を意味するんでしょうか。言論弾圧?介入?、本人は「笑い話でやって、記者さんも大笑いしていた。気に障ったとすれば申し訳ない」との弁。しかし反対にもし自民党の議員がやっていればどうなりますかね。笑い話で終わったでしょうか。立憲民主党は言論弾圧だ、表現の自由への介入だ、とかなんとかで大騒ぎになり、国会もストップしていたことでしょう。

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安住淳議員が「出入り禁止」を宣言したのは日本経済新聞です。

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 安住淳議員に「論外」とのダメ出しを受けたのは産経新聞です。

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安住淳議員に「ぎりぎりセーフ」との評価を受けたのは読売新聞です。

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安住淳議員から花まるの評価を受けたのは朝日新聞と毎日 新聞です。

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