日韓問題について考える(14)。『日本を攻撃せよ』の指示。
文藝春秋12月号「『反日種族主義』を追放せよ」を読みました。その中で、
『反日種族主義』の執筆者の一人、金容三氏は「現在の韓国における反日感情には二つあると思います。一つは韓国人に漠然とある感情、もう一つは北朝鮮側が長らく『日本を攻撃せよ』という指示を韓国側に働きかけていた点です。後者は、いわゆる親北左翼である『主体思想派』の中枢にいた元活動家から複数回聞いた話です。1980年代後半以降、韓米同盟の一角をつき壊すため、北から韓国内の左派集団に『韓日の国民感情をひたすら刺激して仲違いさせよ』という指示が下された。その影響がいま出ているとみられます。そうした反日感情を拡大再生産し続けているのがメディアです。現在の韓国大手メディアは左派の言論労組が掌握しています。言論労組の指導部から現場に『日本への攻撃ネタを探せ』という指示が下るのです」。
同じく執筆者の一人、朱益鐘氏は「左派のグループは、わざわざ日本のビールが置いてあるコンビニを探し出し、本社に抗議の電話をかけたりSNSで拡散する。猛犬のように群がって攻撃するのです。すると、日本関連の商品を扱う側は萎縮してしまい、旅行会社なら日本ツアーも売り出せないというようなことが起こるのです。その結果、日本への旅行客が半減したののだと思います」と文藝春秋との対談で述べていました。
そうなんだと頷けました。親北勢力が猛犬のように襲いかかってきたら怖いですからね。日本製品の不買の背景と日本への旅行客激減の理由がわかりました。みんな災いは避けたいからですね。しかも「藁のように金正恩様に命を捧げる」と誓う革命戦士が韓国内に5万人はいると言われています。
『日本を攻撃せよ』との北朝鮮の指示は韓国だけでなく、日本国内の親北勢力や左派勢力にも当然なされていたことでしょう。日本国内の親北団体、左派のメディア、左派の学者たちがその指示に従い歴史の捏造や歪曲に加担し、日韓の離反を画策してきたことは容易に想像できます。李栄薫教授は「性奴隷説と強制連行説は日本で作られた」と指摘しておられます。日本の学者、日本のマスコミによって作られたという指摘です。