佐藤正久参議院議員、国会で質問 “習近平氏、なぜ国賓なの?”
佐藤正久参議院議員(自民党)が12月3日、国会で香港情勢に関連して「習近平氏の国賓問題」について質疑しました。「香港情勢に米英仏独が声明を出しているが、日本の外務省は声明を出していない。国賓問題があるから遠慮しているのか。人権問題は国賓とは別問題である。またなぜ公賓ではなくて国賓なのか?首脳外交は否定しないが、説明ができていない。四つのトゲ、中国による食品の輸入規制、尖閣、人権問題、日本人拘束がある中で国賓として招ぶことに多くの国民は諸手を挙げ賛成とはならない」と発言しました。もっともなことであります。
米では「香港人権法」が議会で可決されトランプ大統領が署名し香港人権法が成立しました。ところが日本の国会では日本維新の会が提案した「香港情勢に関する決議(案)」の取り扱いについて、自民党から共産党に至るまで全ての政党が及び腰で先送りとなりました。習近平氏の国賓での来日については佐藤正久議員が始めての質疑者です。野党は桜を見る会の追求のみで、心ここにあらずの状態です。
国会議員の資質が問われます。