日大の対応に失望。もう日大は語る資格なし。
23日夜の日大の監督・コーチの記者会見を見て愕然としました。大学に希望を持ってに入学、好きなスポーツで努力を重ね、全日本の代表に選ばれるまで成長。これからは有為な人材として社会に旅立つ直前。フットボール部の監督とコーチは彼の人格を破壊するような行為を強要しました。悪質な反則行為を行うよう、強制的命令を発しました。そうせざるを得ないところまで追い込んでです。にもかかわらず、日大フットボールの指導者も大学側も事実を認めず責任を選手個人に転化するのみで、さらに被害者(関学と日大の選手)に対する本心からの謝罪もいまだにありません。すべての責任を指導される側にある選手個人に背負わせました。言語道断。教育者としてはあり得ない態度であります。
また、24日の関学への回答書は、報道ではどうも「指示はない」との主張を繰り返し、責任問題についても相変わらず選手個人に押し付けているということのようです。これが日大の実情なのかと愕然とするばかりです。
25日もお昼に学長が記者会見していました。監督・コーチの責任については、ごまかしの術を駆使して問題の核心をそらそうと懸命でした。これが学長?との印象しか残りませんでした。危険きわまる反則行為を誰がそそのかしたのか、原因究明に対する真摯な取り組み姿勢も感じることはできませんでした。この人も大きな力によって支配されて、だれも自由にものが言えないでいるとしか思えませんでした。もう日大当局に期待しても無駄だということがわかりました。
日大の教職員には期待したいところです。マスコミにも期待したいところですが、マスコミの収益至上主義、捏造やフェイクニュースなどがささやかれているマスコミ界の現状では、やがて限界に直面することになるのではないでしょうか。報道姿勢が変わるのではないかと心配であります。