今、注目の共産主義について考える(94)。北鮮帰還事業(17)。拉致問題の背景に北鮮帰還事業があったことを忘れてはいけない。
安倍首相『めぐみさん奪還が使命』、トランプ氏『何でもやる』
安倍首相訪米をめぐる報道です。
「安倍は拉致問題にも言及した。訪米前の15日に13歳で拉致された横田めぐみ(53)の父、滋(85)を見舞ったことを打ち明け、こう言った。『ご両親もだいぶ年を取られた。なんとか元気なうちにめぐみさんを奪還するのが私の使命だ。ご両親がめぐみさんを抱きしめるまで私の使命は終わらない』。トランプにこの言葉がよほど響いたらしい。直後の少人数会合では安倍を見つめながら『ベストを尽くす』と約束した。17日夜の両首脳夫人を伴った夕食会ではこう語った。『拉致問題へのシンゾーの情熱はすごいな。貿易問題とは迫力が違う。長年執念を燃やし、決してあきらめない態度はビューティフルだ。シンゾーの情熱が私にも乗り移った。最大限の努力をしよう』」(産経新聞平成30年4月23日)。
安倍さんに変わることができるのは安倍さんしかいない、と強く思います。石破氏は交渉できるだろうか。小泉進次郎氏は国際社会に向き合っていくには明らかに経験不足。将来のために積極的に経験を積んでいったらどうだろうか。北朝鮮と親密な関係を持って来た社会党・土井たか子の師弟である辻元清美や福島瑞穂などは拉致問題には冷淡で、とても安倍さんに変わることはできない。日本共産党は「北朝鮮=地上の楽園」説をさんざんふりまき、しかも朝鮮労働党と友党であったことからして、拉致問題については取り組む資格すらない、謝罪もしていないし、やる気も全く感じられない。枝野氏や玉木氏、岡田氏も似たり寄ったり、問題意識もないのではと疑います。とても安倍さんに変わることはできない。では誰がいるのだろうか。元総理の鳩山由紀夫、菅直人?とても無理だ。政界を広く見ても、誰もいない。早く橋下徹に政界に出て来てほしいと切に願う。
米朝首脳会談さらには近い将来、日朝首脳会談が行われるようになることでしょう。しかし、忘れてはならないのは、拉致問題の背景に北鮮帰還問題があるということです。ともに戦後最大の人権侵害事件であり、拉致問題とともに解決されることを願っております。