誰が大阪市を再生したのか。橋下徹市長ですよ皆さん。

西尾市長の時に大阪市はオリンピック開催都市に立候補表明しました。

磯村市長は多額の税金を使ってオリンピック招致運動を展開しましたが、平成13年7月、招致失敗!!そして、翌年の平成14年11月には大阪市財政の『財政非常事態』を宣言しました。

関淳一市長は、これまでの市長と同じく、市役所の労働組合の全面的な支援を受けて当選。ヤミ年金、ヤミ退職金、カラ残業などの職員厚遇問題がクローズアップされる中、本格的な改革に取り組むため、出直し選挙を挙行。出直し選挙では見事再選を果たしましたが、本選挙で落選。改革は初期の段階でストップ。

平松邦夫市長は、ほとんど改革らしきことはせず。退職間際の平成22年には、大阪市は北海道の夕張市のように、平成27年には財政再建団体(国の管理下で財政再建が求められる)に転落するとの予測が大阪市財政局から発表されました。

橋下徹市長が登場したのは、このように大阪市財政が最悪の時期だったのです。歴代市長は、税金の無駄遣いだけして、改革は何もできないまま、今までズルズルとやってきたというのが現実です。この4年間の橋下市長による抜本的な改革への取り組みによって、吉富有治氏がいうように『破綻の危機から脱出できたのは確かである』という段階にまでやってきました。今後はこの改革を継承しながら、大阪市を再生から創造へと発展させる必要があります。過去に戻してはいけません。

 

自共一体選挙の異常さについて。

共産党の大阪市会議員と自民党の市会議員が一緒にビラ配りをしたり、共産党の運動員が自民党のカラーであるブルーのウインドブレーカーや腕章をはめてビラ配りしたり。もう異常としか言いようがありません。政治理念をかなぐり捨てて、水と油の自民党と共産党が、ここま『団結』している姿は、誰の共感も得られるはずがありません。さらに、それが自己保身が目的のためであるなら、なおさらであります。議員定数の削減にも反対。議員歳費の削減にも反対。また、これらの改革につながる、すべての改革にも反対。自民党と共産党はこの点で完全につながります。政治理念は水と油ですが、自己保身は利害一致です。自民党と共産党が手を結ぶ理由はここにあります。