大阪市会の議員定数の検討は大詰めを迎えました。

大阪市会の議員定数は現在86名です。議員定数については今年の春よりこれまで維新、自民、公明、共産の各会派の代表による議員定数検討会が定期的に開かれてきました。課題の一つは逆転現象(人口の多い区より、人口の少ない区の方が議員定数が多く配分されている状態)を解消して、人口に応じて定数を配分(人口比例)するように現状を変更することであります。第2番目の課題は86名の現行の議員定数をどれだけ削減するかという問題であります。かかる課題について検討会で真摯に話し合いが行われてきました。期限は今年中で、この12月には結論を出すということになっています。大詰めを迎えました。これまでの話し合いの中では、維新は17名減の定数69名を主張してきましたが、現状維持の意見や若干名の削減に止めるべきとの意見など様々でありました。しかし、12月中には結論を出すという方針(このことについては各会派で合意しています)ですので、最後の最後まで頑張っていきたいと思っています。少しでも前に進めるべく取り組んで参ります。

民進党は「資格」議論をやめたほうがいい。

国会の憲法審査会で民進党は、自民党には憲法を議論する「資格がない、資格がない」との資格議論ばかりで、中身の議論にはまったく入りません。自民党憲法草案が立憲主義に反するとして、自民党には憲法を論ずる「資格」がないと主張する。「資格」がない党や人とは一切話さないのかと思いきや、日本国憲法に違反する政策や主義を主張する綱領を持つ日本共産党とは選挙協力を行い、さらには政権協議までおこなうのではないかと疑われるほど蜜月関係が進んでいます。日本共産党が日本人民共和国憲法草案を持っていることを忘れたのでしょうか。民進党がこだわる「資格がない」という主張はただ逃げのための口実でしょうか。しかしあまり「資格がない、資格がない」と言い過ぎると、何か見下したような、差別的な意図まで感じます。自民党がそれほど嫌ならば、日本維新の会は改憲草案を持っていますし、公明党は加憲には賛成です、話ができるところから話していったらどうでしょうか。蓮舫代表は対案を出して政策議論をすると言明しているのですから。それとIR法案の委員会での審議入りに反対するのはやめてくださいね。議論することさえしないという態度は許されません。対案を出すとか、審議の結果反対するとか、それは自由ですから。