驚き、桃の木、東京都議会。

東京都の予算編成では毎年予算原案発表後、都議会各党による復活折衝があるという。国政での復活折衝というのは財務省と各省庁との間で行われていますが、東京都のように都の財政当局と議会各党の間で復活折衝が行われているというのは前代未聞であります。しかも復活折衝のための財源として毎年200億円という巨額が計上されているということです。この200億円は議会各党の要望を聞いてから具体的に予算化されるということです。議会各党と言っても自民・公明・民主の与党の要望に配慮した予算ということになります。言い換えればこの200億円は与党議会対策費と言っても言い過ぎではありません。こんなことをしている自治体は日本全国を見てもありません、東京都だけです。こんなことをしているから、都の予算や決算に対する議会のチェックは当然甘くなりなります。甘くなるというより、何も言えなくなる。都庁の役人はやりたい放題となります。これが都の役人のねらいなのですが、もはや二元代表制ではなく、二人三脚体制ということができます。豊洲問題はこの二人三脚体制の必然的産物と言えます。議会がチェックできなかった、議会は誰も知らなかった、いや知らされなかったというのが正確な表現でしょう。それどころか議会では虚偽の答弁までされる始末です。完全になめられています。議会と都庁役人の二人三脚の馴れ合いが常態化していた当然の結果でしょう。役人から見れば、議会に知らせなくても大丈夫と思っていたのでしょう。なぜなら議会には十分に尽くしている(200億円の復活予算、議長の交際費は年間1000万円、議員報酬は日本一、1日1万円の費用弁償、議員公用車あり、都知事や官僚と議員達のなかよしゴルフコンペなど)ので、議会は何があっても大丈夫と軽く見ていたことでしょう。小池知事はこの「復活折衝予算200億円」を廃止するとのようですが、改革の第一歩、当然やるべきことでしょう。反対運動も出てくると思いますが、負けずに小池知事頑張ってください。