柳本(自民党)マニフェストを検証する(8)
☆柳本氏のマニフェスト変更は、逃げの準備?
産経新聞によれば、「府立大を市立大に統合するとしていた旧版から『統合』の2文字を削除」した。「統合形態は大阪会議で議論する。財政規模が大きい市立大を軸に考えるのは同じだ」という。なんのために『統合』の2文字を削除したのだろうか。府知事候補の栗原氏の理解が得られず、「話し合う」という表現で許してもらった。また「市立大を軸に」ということで、最初の公約との整合性をかろうじて保てたというところでしょう。柳本・栗原の府・市(ふし)あわせ、不幸せの始まりと言えるでしょう。話し合いで解決したのではなく、玉虫色決着ということでしょう。さらに「地下鉄民営化では、事業移管先の市100%出資会社の経営に『私鉄各社の協力・参画を得る』とした旧版の記述を削除。理由について『協力・参画の形態が現時点で見通せないからだ』と話した」との記事。しかし、本当の理由は、民営化に反対だから、私鉄各社の協力は必要ないというところでしょう。逃げてはいけませんよ、柳本さん。