大阪市会議員定数の見直しに向けて引き続き取り組みます。

12月13日に開かれた大阪市会議員定数検討会において、現行より3名減の83名とすることを全会派一致で決定しました。維新の会としてこの「3減案」に同意したのは共産党を含めた他会派が3減で一致したこと。また、今回の議員定数検討会は各区の議員定数を人口比例に適正化することが主たる目的であったからです。大阪市の現状は、人口の少ない区のほうが人口の多い区よりも多くの議員定数が配分されているという逆転現象が起きています。この逆転現象を解消し、公職選挙法に規定されているように、人口比例に基づいて各区の議員定数を配分することを優先し、「3減案」に同意しました。維新の会としては17名減の69名があるべき大阪市会の議員定数であるという見解は変わりません。横浜市は人口370万人に対して86名の議員定数であります。大阪市は270万人の人口に対して現行86名ですから、我々の主張である69名があるべき議員定数であるというのは、間違っているとは言えないと思います。さらに地方議員の議員数については、現行ではあまりにも多すぎるというのが国民大多数の世論ではないでしょうか。よって我々は引き続き、あるべき議員定数に改めるべく、あらゆる機会を見つけて努力して参ります。

都知事、小池さんの決断を期待する。

小池さんには多くの都民のみならず、国民の多くが期待していることを忘れないで欲しいと思います。何を期待しているかといえば、東京都の現状を変えて欲しいということに尽きると思います。東京都でこれまで行われてきたのは、誰がいつ決めたのかわからない政治、誰も責任を取らない政治、前知事のように都政には無関心で外国旅行や美術鑑賞に多くの税金と無駄な時間を費やしてきた政治、職員と議員の馴れ合いの政治、与党議員に与えられ続けてきた200億円の復活予算、このお金で議員を操り議会にも嘘の報告をするほど腐敗した役人天国の都庁、都民の税金に群がる都庁職員や企業・政治家、オリンピックも税金使い放題、このまま放置すれば、いくら裕福な東京都庁といえどもやがて破綻にいたることは間違いありません。大阪市もかって豊かな時代もありましたが、役人天国と化し、税金に群がる市職員や企業・政治家などによって、破産寸前のぼろぼろの状態にまで陥ってしまいました。橋下徹氏が行ってきた徹底した改革がなければ大阪市は夕張市のような財政破綻の運命をたどったことでしょう。都民は、東京を変えるという歴史的役割を果たすことを、小池さんに期待していると思います。その期待に応えるには、区議の7人の侍に加え、若狭さんも自民党を離党して“小池新党”を引っ張って行くべきです。小池改革がなるかならないか、来る都議選で過半数の小池与党をつくることができるかどうかにその命運がかかっています。若狭さんや小池さんがその覚悟を示された時、東京都民は都知事選挙の時のように大爆発するのではないでしょうか。また維新の会とも全面的な協力関係ができることになります。