大阪都構想の必要性について考える(91)。ダブル選前倒し、やむなし。

読売新聞は2月15日朝刊一面で「維新・公明  再び決裂  松井知事  ダブル選前倒し意向」と報道。その中で、

「大阪市を廃止し、4特別区に再編する大阪都構想を巡り、地域政党・大阪維新の会の幹部と公明党府本部の幹部が14日夜、会談した。維新側は都構想の住民投票について、知事・大阪市長の任期中の実施を約束する合意書を交わすよう求めたが、公明側は拒否。両党は対立を回避する方向で動いていたが、再び決裂した。松井氏は公明が住民投票の実施を確約しない限り、知事・市長のダブル選の前倒しに踏み切る意向だ」「関係者によると、維新側は松井、吉村両氏と今井豊幹事長(府議)、公明側は林啓二・府本部幹事長、小笹正博・市議団団長らが、出席。住民投票の実施時期や都構想の制度案(協定書)をつくる法定協議会の運営について協議した。この場で松井氏は、住民投票の実施を合意書のかたちで明文化し、公表するよう求めたが、公明側は応じなかった」「松井氏は会談後、周辺に『両党はお互いの道を進むことになる』と述べ、吉村洋文大阪市長とともに任期満了(11月〜12月)前に辞職し、4月の統一地方選挙で行われる府議・市議選にダブル選をぶつける可能性を示唆した」。

以上が読売の報道内容です。

これが事実であれば、佐藤公明党大阪府本部代表の「合意書は生きている」「住民投票の実施は視野に入っている」という発言はなんだったのだろうか。全く信頼できなくなりました。松井代表の決断に団結したいと思います。

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私も思う「悪夢の民主党政権」であったと。

安倍総裁の「悪夢のような民主党政権が誕生したあの時代に戻すわけにはいかない」との党大会での発言を巡って、国会で岡田克也氏と安倍総理との間で大激論がかわされたとの報道を見ました。岡田さんは顔を赤くして怒っていましたね。他者を批判するときは罵詈雑言を並び立て、逆に自らが批判されると理性を失い真っ赤になって怒る。まさに独裁政権の名残りを感じさせます。しかし、民主党政権時代を「悪夢」と思い、「二度と民主党政権のような政権を誕生させない」と思っているのは安倍さん一人だけではありません。大多数の国民がそのように思っているのではないでしょうか。故に民主党は消滅しました。私も民主党政権になって日本が本当にダメになってしまうのではないかと不安の日々の連続でありました。鳩山由紀夫政権、菅直人政権、野田佳彦政権、その背後で政権を操る小沢一郎、この間何一ついいことを思い起こすことはできません。民主党政権時代は日本にとって「悪夢」の時代でありました。いや「悪」そのものの時代だったと言えます。岡田克也氏は安倍総理に発言の撤回を求めていましたが、安倍総理は「取り消しなさいと言われても取り消しません」と発言。私もそれでいいと思います。