国会の常識は社会の非常識?(2)。維新・東徹参議院議員“世間では通用しないことが、ここでは通用するのか。憤りを感じる”
2021年5月18日、参院厚生労働委員会での日本維新の会・東徹参議院議員の質疑より、一部を紹介します。三原じゅん子厚生労働副大臣への立憲民主党の執拗な攻撃を念頭にした内容です。
【東徹】今回非常に嫌なことを思い出しました。私も国会経験が浅いですけれど、ここにきて最初の頃だったと思いますが、理事会にですね出席をしていて、当時ですね、田村大臣の時だったんですけれども、局長が遅刻してきたことがあったんです。委員会中ですよ。答弁で遅刻してきたことがあったんです。その時どういうことがあったかというと、理事会室でですよ、民主党の筆頭理事が局長を呼び出して、何をさせたかというと、土下座させたんです。土下座させたんです。それを誰もね、誰も止めなかった。止めたのは僕だけでした。そんなことが許されるわけがない。今だったら大変なパワーハラスメントだと思いますよ。当時福島瑞穂さんはおられた、記憶にあるかどうかわかりませんが、おられたことを私は覚えております。そんなことがあって、国会議員って一体なんなのかと、つくづく思うわけですよ。世間では通用しないことが、ここでは通用するのかと、つくづく思ったことがありました。私は今回の遅刻のことだって、ちょっとちがいますけれど、なんかですね、世間では通用しないことが国会では通用するのかと、非常に憤りを感じるところがあります。
土下座を強要させるなんて、今時あるのだろうか? しかも良識の府といわれる国会で、ほんとパワハラですよ。国会ではなぜ問題にならなかったのでしょうか? 世間では通用しないことが国会では通用する、このような異常なことはあってはなりません。