柳本(自民党)マニフェストを検証する(7)

☆「財政のさらなる健全化、中期見通しよりも、はやいペースで市債残高を削減」との公約について。

その方法が全く記されていない。中身のない公約としか言いようがない。しかも、今までの自民党と柳本氏はほぼすべての改革案件に反対してきた。地下鉄の民営化に反対。水道事業の府下一元化に反対し、民営化にも反対。港湾事業の見直しにも反対。橋下市長の市政改革案にもことごとく反対。議員報酬の3割削減にも反対。議員定数の削減にも反対。最低限の議員定数逆転現象解消にも反対。府・市の二重行政解消にも、二重行政はないといって反対。府・市の二重行政を解消すれば10年間で2700億円もの収支改善ができるにもかかわらず反対するばかり。議会では市長と議論することさえ避けてきた。議会人としては失格。さらに、今回の柳本マニフェストでは、税金バラマキのオンパレード。結局、財政の健全化について全くやる気がない「やるやる詐欺」としか言いようがない。もしあるなら健全化計画を示しなさい。

柳本(自民党)マニフェストを検証する(6)

柳本マニフェストは共産党の施策が反映されたマニフェスト?

「敬老パスでの50円負担廃止」、「地域創生型リフォーム条例の制定」、「非正規雇用から正規雇用に転換できるよう企業を支援します」という柳本マニフェストは共産党との政策協定ではないでしょうか?  自民党の柳本参議院議員が共産党系の集会に出席して、選挙の支援を依頼したとの記事が産経新聞に出ていました。見返りもなく共産党が自民党を応援するとは考えられないことであります。どのような取引がなされたのでしょうか? 安保法案やTPPで、あれだけ自民党政権を攻撃した共産党に、頭を下げて、市長選挙・知事選挙で支援を依頼する大阪自民党。このようなやり方、政党政治や民主主義の理念からかけ離れた談合政治は許されるはずがありません。