9月24日投開票の堺市長選挙について。

維新の永藤候補は約2万3千票の差で敗れました。しかし、この選挙結果は我々に大きな勇気を与えてくれるものです。特に13万9301票を与えてくださった堺市民の皆さんに感謝申し上げます。維新の改革を堺市でも行わせていただきたいとの訴えに、これだけ多くのご支持をいただけたのは、次のステップへの大きな希望であります。振り返れば、反維新包囲網の中、極めて厳しい情勢の下での選挙戦でありました。自民党・民進党・共産党・労働組合それに業界団体などが政治理念を捨て「反維新」という一点で結びつくとともに、虚偽情報が流されたり、挙げ句の果てには暴力行為による選挙妨害など、まさに維新にとって四面楚歌の中での選挙でありました。しかしこのような情勢下にありながら、多くの堺市民の皆さんが示していただいた良識と勇気あるご支援に心より感謝しなければなりません。そのお心をしっかりと受け止めて、我々は前進していかなければならないと感じております。既得権益との戦いとはこのようなものなんでしょうね。今後は絶対に負けないように準備を整えて行きましょう。

今、注目の共産党について考える(61)。前原民進党代表は共産党を切れるか?

この度民進党の代表に就任した前原誠司氏の代表選公約は共産党との選挙協力見直しでした。果たして共産党との関係を切れるだろうか?前原氏は優柔不断であるとメデイアはさかんに報道していますから心配であります。共産党との共闘路線は岡田克也元代表の時代に敷かれ、蓮舫前代表に引き継がれ、民共連携は強化され実績も積んできました。共産党は民共連携を推し進めようと積極的に画策しています。前原氏本人もこれまでのシロアリ発言がなかったかのごとく、写真にあるように共産党と共闘してきました。したがって今回公約はしたものの、ここに至っては民共連携を断ち切ることはできないのではと危惧しています。今日の産経新聞によれば「前原氏が売りにしていた民共連携の見直しは、しぼみつつあるように見える。・・代表就任後は曖昧な発言をするようになり『代表は独裁者でない』『地域の事情は考慮する』と軌道修正に含みをもたせた。共産党幹部は『共闘を維持しなければ自民党候補への勝機がないのだから、前原氏は必ず選挙協力に応じるはずだ』と言い切る」と。民共連携を断ち切ってほしいと多くの国民は望んでいるのですが、前原氏は決断できるのでしょうか。共産党との共闘はあってはならないことです。

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