テレビ朝日をはじめとする言論人へ、これで本当にいいのか?

テレビ朝日の過労死問題と電通の過労死問題こんなにも扱いが違う。マスコミ業界は治外法権ではない。むしろマスコミは率先して身を正すことが求められているのではないか。

電通の過労死問題では、新聞各紙一面でテレビでも連日のように報道が続きました。

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テレビ朝日の過労死問題では、3年間マスコミはダンマリを決め込みました。公に知られてしまったので報道せざるを得なくなりました。そして、その記事は小さな小さな探しても見つからないような小さな記事です。他人は徹底的に攻め、自分たちは治外法権の特権を持っているというような振る舞いです。

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 報道人、言論人としてこれでいいのか?勘違いも甚だしいと言わざるを得ません。

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「自社社員の過労死を隠蔽したテレビ朝日」と断言できます。

テレビ朝日社員の過労死報道で分かったことを整理すると。

2014年(平成26年)5月、B氏(テレビ朝日社員)の長時間労働でテレビ朝日は労働基準監督署から是正勧告を受ける。

2014年(平成26年)7月、出張中にA氏(50代男性、プロデユーサー)、ホテルで狭心症を発症。病院に搬送され、低酸素状態による脳障害が残ると診断された。

2015年(平成27年)2月、A氏、心不全で死亡。

2015年(平成27年)10月、死亡したA氏の過労死が労働基準監督署によって認定される。

2016年(平成28年)7月、C氏(テレビ朝日社員)の長時間労働でテレビ朝日は労働基準監督署から是正勧告を受ける。

2017年(平成29年)1月、D氏(派遣社員)の長時間労働でテレビ朝日は労働基準監督署から是正勧告を受ける。

以上の報道された事実から見て、長時間労働は当時のテレビ朝日社内でまん延していたことが分かります。A氏の過労死前、A氏の過労死認定後も社員に長時間労働をさせていたことが分かります。悪質ですね。事実が表面化し報道されたのは2018年(平成30年)になってからです。このような事実関係から見ると、この間テレビ朝日は社員の過労死、労働基準監督署の過労死認定、長時間労働問題の労働監督署からの是正勧告、これらの事件を隠蔽していたということになります。悪質ですね。これは犯罪とでも言えるのではないでしょうか。働き方改革について今後どのように報道するのでしょうかね。

電通の過労死問題についてはテレビ朝日は連日のように批判報道をしていました。しかし自社の社員の過労死は報道しないで隠蔽する。隠蔽するテレビ朝日。しかし他社の過労死問題については大きく報道する。まるでテレビ朝日経営陣には法律は適用されないとでもいうのでしょうか。またNHKをはじめ他のマスコミは分かっていながら報道しなかった。同じ報道人ですから分からないはずがありません。絶対にありえません。それなのに今知ったことだと開き直る。これはとても悪質で言論人として許されることではありません。

「2018年5月16日に死亡したA氏が労災認定を受けていたことをを確認した」(産経新聞)。「2018年5月18日に、3回の是正勧告を受けた、という事実を朝日新聞の取材に対してテレビ朝日が明らかにした」(朝日新聞)との主張は、開き直りとしか言えませんね。同じ言論人の過労死を今まで知らなかったとは笑止千万です。テレビ朝日に対して全く批判的報道がないことがそのことを証明しています。

ちょっとテレビ朝日経営陣のコメントを紹介しましょう。

「当社社員が過労死認定されたことは極めて重く受け止めております。働き方改革をより一層進めてまいります」(産経新聞報道)

「当社社員が亡くなり過労死認定されたことについて極めて重く受け止めています」(NHK報道)

「社員の命と健康を守るための対策をより一層進めてまいります」(朝日新聞報道)

今まで隠蔽していながら、しらけるばかりですね。