大阪都構想の必要性について考える(96)。【生活保護率】府市連携の取り組みで大阪は変わりました。この10年間の変化(2)。「大阪の改革評価」(大阪市)より。

 【生活保護率】

「生活保護率については、全国平均と比べると依然高い数値を示しているが、その差を徐々に縮めている状況」との答弁。

これまでの生活保護適正実施への取り組みで、大阪市の生活保護率は減少傾向になってきました。制度の悪用を許さず、不正受給や医療扶助の適正化に向けた対策を推進。稼働年齢層に対する就労促進や職場定着を支援してきました。

【大阪市の生活保護費】

平成23年度決算額 2978億円    ➡︎    平成31年度決算額  2843億円

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 《これまでの取り組み》

・不正受給対策: 警察官OBを含む「不正受給調査専任チーム」を編成し、不正受給の徹底排除。

・医療扶助適正化:電子レセプトデータの活用、指定医療機関に対する個別指導、重複・頻回受信者に対する指導、後発医療品使用促進の取り組み。

・就労自立支援:総合就職サポート事業の実施。