大阪都構想の必要性について考える(80)。多死社会の到来。

少子化に拍車がかかり、日本は「超高齢化社会」からさらに「多死社会」を迎えるという。

 多死社会とは(産経新聞より)

「超高齢化社会の次に到来するとされる社会形態で、高齢者が増加して死者が増えていき、人口が減少する。5年ほど前から研究者が使い始めた。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の年間死亡数は高度成長を支えたいわゆる「団塊の世代」が90代を迎える平成49(2037)年〜54(2042)年にピークを迎え、毎年約166万人が亡くなると予測されている。日本では、多死社会を迎える中、墓の継承や遺産相続、終末期医療、みとりなど、さまざまな課題が表面化している」。

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 産経の記事によると

「母の出生年齢別では、45歳以上が唯一増加。40歳以上の出生数は約5万4千人で晩産化も進む。今後、出産世代とされる15〜49歳の女性人口が減少することから、出生数はさらに減っていくことが予想されている」。

「婚姻件数は60万6863組(前年比1万3668組減少)で戦後最少」。

「平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.4歳で、前年とほぼ同年齢だった」と記されている。