大阪市営地下鉄は4月から民営化します。新会社「Osaka Metoro」社長にパナソニック顧問の河井英明氏。
大阪市営地下鉄は今年4月1日に民営化され、「Osaka Metoro」の愛称で新しい会社が運行します。吉村大阪市長は新会社の社長に河井英明氏を任命すると2月9日の記者会見で発表しました。河井氏は63歳、パナソニックの最高財務責任者などを務め、現在は同社の顧問。
市長は『河井氏とは、大阪を元気にしたいという思いが共通した。公務員の組織から民間への徹底した意識改革と地下の空間を明るく元気にし、大阪経済成長の起点となるインフラに成長させて欲しいと』期待を表明しました。
河井氏は『民営化して良かったと、多くの方々に思っていただけるような結果を着実に出したい』と抱負を述べました。
その他の役員人事について、代表取締役副社長には現交通局長の塩谷智弘氏(61)、常務取締役には現交通局経営管理本部長の西口進 氏(60)が就任されます。社外取締役については、非常勤取締役に東京地下鉄株式会社取締役相談役の奥義光氏(68)と大阪ガス株式会社顧問の池島賢治氏(61)の2人が就任されます。