消費増税を考える(8)首相の決断。

安倍晋三首相は28日夜、消費増税延期の意向を政府・与党幹部に伝えた。との報道がありました。首相の決断を支持します。増税を延期した場合、財政健全化と社会保障の財源が問題になると言われています。しかし、消費増税10%で解決できるという問題でもありません。政治やお役所の金満体質が変わらないで、無駄遣いの是正がなされないということであれば、10%に増税しても、さらに増税しなければならないということになります。政治や役所が、まず大胆な「身を切る改革」に着手しなければなりません。さらに公正職務、天下り、随意契約問題など、踏み込んだ改革が必要であります。「大阪で行った改革」を、国の政治や国の省庁でも行わなければなりません。増税を延期して必死で行わなければなりません。

image