地下鉄民営化の条例案が自民、公明、民主、共産の反対で否決される。

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産経新聞11月21日(金)の夕刊です。大阪市会の交通水道委員会で否決されたとの報道ですが、この後開催された市会本会議での採決で、維新以外の全会派が反対し、市長提出の市営交通の民営化条例案は否決されました。共産党以外は民営化には賛成だが、今は賛成できないとのことでした。「橋下市長の実績づくりに協力できない」ということでしょうか?  市民利益、住民利益こそ優先されるべき判断基準であり、市長が誰であるとか、誰が功労者になるとか、問題外であります。

校長戦略予算の活用に期待する。

橋下市政の教育行政改革の中の一つである「校長経営戦略予算」(平成26年度予算、総額4億8千万円)に多いに期待しております。校長経営戦略予算とは各学校が特色ある学校運営ができるように、学校や地域の実情に応じた特色化をを推進するため、各学校に配分される予算であります。その中で「加算配布予算」は特色ある学校づくりに必要な事業を計画する学校に対して、500万円を上限に、第三者の評価を経て加算配布されるものです。此花区関係を紹介します。

平成25年度、四貫島小学校(194万9千円)自主学習環境の充実のために、移動書籍用ラック購入や、書籍、国語辞典や漢字辞典の購入等に予算を計上しています。梅香小学校(497万8千円)は英語力の育成のために、学力調査費用やNETに対する謝礼、ICT機器の購入に予算を計上しています。

平成26年度、高見小学校(109万8千円)自主学習スペースの整備など。春日出小学校(496万5千円)音楽活動に要する備品等の整備やけん玉の購入に予算計上。梅香中学校(500万円)学級としての一体感をもたせ、学習面へのやる気を引き出すため、合唱コンクールを充実させるため雛壇、電子ピアノ、スポットライト購入を予算計上。

尚、すべての学校には「基本配布予算」総額2億3千万円が平成26年度予算で計上されている。