今、注目の共産党について考える(25)日本共産党解散の勧め

日本共産党の性格について思う。第一に絶対に謝らない、共産党は自らの非を絶対に認めない。常に『敵』を作り出して除名や粛清によって一方的に断罪し、共産党と関係のない一派による仕業として、切って捨てる。『作り出した敵』に対して、党をマルクスレーニン主義から逸脱して指導してきたとか、私利私欲に走ったとか、敵のスパイであるとかの罪名を押し付けて、除名・粛清することによって、党は常に正しいと主張する。悪いのは共産党ではなく『敵』なのだ。査問を行い、自己批判させ、責任を『作り出した敵』に一方的に押し付ける。まさに責任転嫁・自己正当化の天才であります。第二に本来の意図を隠して、甘い言葉によって、人を誘導しようとするということです。プロパガンダの天才ということです。広報戦略を駆使しています。共産党こそは民主主義の守護神で、共産主義社会は搾取のない、平等で、「能力によって働き、必要に応じて受け取る」ことのできる、まさに理想社会・楽園ですよ、というような宣伝です。しかしその甘い言葉に誘惑されて実際に行って見ると、そこは地獄であったということになります。共産党によって導かれる社会は共産党一党独裁の、自由のない、監視・統制された社会であります。自由と個人の尊厳を求める人間性から見れば、自由のない統制された社会(社会主義社会・共産主義社会)は、空気のない世界に生きることと同じであり、人間らしく存在することはできません。共産党は社会主義社会について一切具体的な説明をせず、あるのは抽象的な美辞麗句のみであります。甘い言葉で真実を覆い隠し、誘導しようとする行為は許されません。

都知事選挙に想う、小池百合子頑張れ!

自民党にいったん推薦願いを提出したことには頷けないが、途中で取り下げたことは評価しましょう。誰しも迷うものですから。しかし、最終決断は自民党との対決を選択しました。その勇気を小泉さんじゃないですが、讃えたいと思います。自民党・公明党を相手にして、勝てると思う人は少ないと思います。しかし、小池百合子が私利私欲ではなく、東京都政と都議会を都民の手に取り戻すという決意であるならば、奇跡が起こるでしょう。知事に対しての不信任決議がなければ議会解散の権限は知事にはないのですが、都議会の解散という公約、おおいに結構です。都民の税金を貪る都議会と都の役人と闘っていただきたい。本来、自民党・公明党は舛添要一前知事を推薦した立場として、今回の知事選挙に関与すべきではありません。きっちりと責任を取るべきであります。しかし今までの報道を見る限りでは舛添問題に自民党・公明党は消極的でありました。もし、違法性が問えないからということが理由ならば、政治資金規制法を改正すべきであります。与党で過半数ありますので、すぐにでもできるはずです。政治資金規制法の改正もしないで、新しい候補者擁立で、都民の目をごまかそうとするのは許されません。今までの小池百合子については、あまりよく知りませんが、東京都の役人と、都議会と闘うというならば、勝機は生まれてきます。