驚くべき米国の実態(22)。「世界長者番付」報道に思う。

フォーブス世界長者番付2021(4月6日米誌フォーブス発表)によれば

資産10億ドル(約1096億円)以上の富豪は2775人でその合計資産額は13兆1千億ドル(約1435兆円)になるようです。日本の国家予算の14年間分をたった2775人の個人で所有しているということです。驚くべき“富の偏在”です。これは極めて異常な状態と言わざるを得ません。

一位はアマゾン・コム創業者、CEOのジェフ・ペゾス氏で、1770億ドル(約19兆4千億円)という途方も無い数字です。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は1240億ドル(約13兆5900億円)。フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は970億ドル(約10兆6300億円)です。

この記事を見て思い出すのは昨年8月に報道された香港のアップル・デイリー紙のニュースです。同紙が報じた“中国共産党幹部100人の個人資産1200兆円がスイス銀行に預金されている”という記事がネット上で報道されていました。中国共産幹部100人の個人資産が1200兆円にのぼるという。共産主義は“富の平等”を謳っていますが、共産主義の言う“富の平等”は、善良な人を共産主義に誘うための単なる“だましの言葉”、“嘘”でしかありません。共産主義は生産手段(資産)を国民から奪い、徹底的に搾取し、暴力を伴う独裁によって自由を完全に奪う、非人道的一党独裁制の世界です。アップル・デイリーのニュースに触れ、改めてこれが共産主義の実態なのだと痛感しました。

そして驚きなのは、記事にあるように、現在の米国で起こっている“極端な富の偏在”であります。限られたごく一部の人による“富の独占”は信じがたいほどのものであります。またIT企業などに見られる“キャンセル文化”、そして奇妙なことにメディアによる“言論の自由の制限”など、最近の米国で見られる社会状況を見ると、共産主義による“搾取”と“独裁”を連想してしまいます。心配でなりません。

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4月7日の産経新聞です。