大阪都構想の必要性について考える(109)。自民党に期待できるのか?失望に終わるのか?渡嘉敷府連会長には強いリーダーシップを期待します。
産経新聞によれば、新しく自民党大阪府連の会長に就任した渡嘉敷奈緒美衆議院議員は11日午後の会見で、「民意を得た維新と連携を目指す。従来の立ち位置を変えていく」、「負けは神様がくれた贈り物」 、「対立からは何も生まれない」などと発言し、住民投票への協力を表明しました。
やっと自民党も前向きに進み出したことに、大きく期待したいと思います。しかし、同じ記事には「ある自民市議は渡嘉敷氏の融和路線について『全体会議で一切そんなこと聞いていない。国会議員は自分らの選挙のことだけ。府連はもう終わりや』と猛反発した」とあります。前途多難ということなのでしょうか。これからの推移を注意深く見守っていきたいと思います。
しかし、多くの自民党支持者の方は、単に住民投票に協力するという消極姿勢ではなく、二重行政解消は自民党の本来的使命なのだから、大阪都構想に賛成の立場に立って、二重行政解消に主導的役割を果たしてほしいと思っておられるのではないでしょうか。私にはそのように思えてなりません。渡嘉敷新会長には、さらなるリーダーシップを発揮されるよう心から期待をしています。