吉村市政(2)平成28年度当初予算説明から〜5歳児の教育無償化〜

「・・・・こうしたことから、全国的な問題である小1プロブレムの解消など、幼児教育と義務教育である小学校教育との円滑な接続を進めるため、検討段階の国に先駆けて、まずは、5歳児から幼児教育費の無償化を開始します。なお、5歳児以外でも、多子世帯やひとり親世帯などへの保護者負担の軽減を図るほか、利用者の所得水準にあわせた保育料とするなど、きめ細かく対応して行きます」。

吉村市政、平成28年度当初予算説明より(1)総論

「昨年12月19日の市長就任から二ヶ月が経過しました。施政方針演説で申し上げましたが、私は、この選挙で「過去に戻すか。前に進めるか」と問いかけましたが、大阪市民から「前に進める」という大きな民意をいただきました。過去に戻ることがないよう、さらに改革を引き続き実行し、また、これまでの取り組みを継続するだけでなく、この間できなかったこと、修正すべきことを含めてしっかりと取り組んで行く、新たなステージでの第一歩を踏み出して行きます。今後の市政運営を進めるにあたっては、将来にわたり活気のある大阪でありつづけるために、すべての子どもが等しく教育・医療が受けられる「子どもの教育・医療無償都市大阪」の実現を目指すとともに、国内外からヒト・モノ・カネ・情報が集まる魅力があふれ、東京と並ぶ日本の第二極として、副首都にふさわしい大阪、そして、多様な活動主体が相互に理解し信頼し合いながら協働して豊かなコミュニティが形成される活力ある地域社会の実現を目指します。それらの実現に向けて、「豊かな大阪をめざした政策推進」、「新たな価値を生み出す市政改革」、「新たな自治の仕組みの構築」の3つの取り組みを柱に、着実に市政を前へ進めて行きます」。