「JAXA事件で『中国人民解放軍が関与している可能性が高い』警察庁長官」(5月13日付日本経済新聞)
「『中国・山東省青島市を拠点とする人民解放軍の戦略支援部隊、61419部隊kが関与している可能性が高い』。4月22日の記者会見。松本光弘・警察庁長官の発言は、サイバーの世界を駆け巡り、海外の情報・治安機関を驚かせた。今なお同庁に照会が相次いでいるという。理由はこの発言が、日本が国として公式に発した初めてのアトリビューション(攻撃元の特定)だったためだ」。
令和3年4月20日のNHKニュース
JAXA=宇宙航空研究開発機構や防衛関連の企業など日本のおよそ200にのぼる研究機関や会社が大規模なサイバー攻撃を受け、警察当局の捜査で中国人民解放軍の指示を受けたハッカー集団によるものとみられることが分かりました。警視庁は、日本に滞在していた中国共産員の男がサイバー攻撃に使われたレンタルサーバーを偽名で契約したとして、20日にも書類送検する方針です。