11月29日の産経新聞『新聞に喝!』で、門田隆将氏は「真実と使命に背を向けるメディア」と題して次のように述べています。
「・・・極めつきは14日、数十万人の群衆で埋まったワシントンDCでのトランプ支持派のデモだろう。凄まじい人波は空撮でも圧巻で『百万人デモ』のツイートが相次いだ。だがテレビでは『数千人』、新聞は『1万人』(産経)『1万人超』(朝日)『数万人』(毎日・読売)と、いずれも過小報道。トランプ側の盛り上がりなど絶対に報じたくないのである。首を伸ばし支局の窓から外を見れば事実は分かる。それでも記者はそれをせず、虚偽を書く。報道の原点と使命など、もはや何処にもない」。
と、厳しくメディアの姿勢を批判しています。私も全く同感であります。日本のメディアは米国メディアに追従しているのでしょうが、この記事を読んで、まさか産経新聞までもがと驚きました。「ブルータスお前もか」と絶ショックであります。肝心の米国の主要メディアは、何故、『民主的手続き』や『合法性』、『事実』というものを無視するのでしょうか? それともプロパガンダに加担しているのでしょうか?いかなる力が働くにせよ門田氏の言われるようにメディアの“使命”があるはずです。
しかし、もういい加減にしてほしいものです。大統領選前の世論調査の失敗は、たんに『メディアの敗北』であるとして事なきを得ましたが、選挙と選挙結果に対する報道は民主主義の根幹であり、それを故意に歪めるものであるならば『たんなる誤報・失敗・敗北』では決して許されるはずがありません。今回の不正は“民主主義を装ったクーデタ”でありますので、これに加担したと言われることがないようにしてほしいものです。もういい加減に「虚偽を書く」のを改め「真実」を報道しましょう。目覚めよ米国!そしてメディア!